2024年4月1日月曜日

会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています。(2024年4月)

2019年度より、会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています。

2024年4月現在、

第266号2024年3月24日発行、

第265号2023年11月26日発行、

第264号2023年9月24日発行、

第263号2023年6月19日発行、


第262号2023年3月19日発行、

第261号2022年11月27日発行、

第260号2022年9月25日発行、

第259号2022年6月26日発行、


第258号2022年3月19日発行、

第257号2021年11月28日発行、

第256号2021年9月26日発行、

第255号2021年6月26日発行、


第254号2021年3月21日発行、

第253号2020年11月29日発行、

第252号2020年9月27日発行、

第251号2020年6月28日発行、


第250号2020年3月22日発行、

第249号2019年11月24日発行、

第248号2019年9月29日発行、

第247号2019年6月30日発行が、


ホームページに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

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大阪LD親の会「おたふく会」トップページ

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第33回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶(2023年5月)

第33回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶

第33回大阪LD親の会「おたふく会」総会につきましては、2023年5月28日、会場とオンラインにて開催いたしました。2022年度活動報告および決算報告、2023年度の役員・運営委員案・活動方針と計画、予算案への各提案について、ご意見ご質問を受け付け、承認可決されましたことをご報告いたします。

代表挨拶

2023年度 おたふく会代表 溝上 久美子

「おたふく会」の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。

2023年度も引き続き代表をさせていただくことになりました。会員のみなさま、運営委員のみなさまのご協力のおかげでなんとか務められております。本当にありがとうございます。至らない点が多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今年の総会も、会場開催とオンラインとのハイブリッド方式で行いました。引き続いての交流会は、会場とオンラインで開催し、有意義な時間となりました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

2022年度もCOVID-19感染症の影響で、思うように活動ができない状態でした。2023年度に入り、5類感染症への移行など行政の対応も大きく変わりつつあります。状況を見ながら、集合しての対面活動を再開していきたいと思います。ペアレント・メンターで行っている活動紹介&ミニ交流会は、新入会員の増加に大きな役割を果たしていただいています。また、全国LD親の会では、引き続きオンラインでの行政勉強会、会員交流会企画を行っておりますので、奮ってご参加ください。

大阪府では、諸事情から発達障がい児者支援体制整備検討部会の取り組みが形骸化とも思われる状況になっており、親の会として、要望活動を再開し、現場からの声をあげていく必要性を痛感しております。

会計については、2023年度も引き続き継続会費の減額をさせていただきました。来年度以降についても状況を見ながら検討してきます。できるだけ役員の負担を減らし、誰でも交代が可能なよう、またいろいろな方に関わっていただけるようご意見をいただきながら工夫していきたいと思います。

会員のみなさまにおかれましては、活動に対する忌憚のないご意見やご要望をぜひお寄せください。また、今後とも無理のない範囲で会の活動に参加、協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2023年6月会報より)

アドベンチャークラブ 春の水無瀬川ハイキング(2023年3月)

アドベンチャークラブ 春の水無瀬川ハイキング

 3月21日(火祝)、大谷先生にご同行いただき、水無瀬川にハイキングに行ってきました。5名(19歳、中学生、保護者3名)が参加しました。当日は昼から雨の予報でしたので、10時にJR山崎駅に集合した後、すぐに水無瀬の滝に向かいました。その後、近くの公園で昼食休憩になりました。ちょうど野球のWBCの準決勝の時間だったので、日本がメキシコに逆転サヨナラ勝ちしたとスマホで知り、「やったー!」と皆で喜びました。水無瀬神宮などに立ち寄りたかったのですが、空が曇ってきたので、大山崎町歴史資料館を見学した後、早めに解散となりました。

<感想>

・皆さんと話せて楽しかったです。(19歳Mさん)

・水無瀬の滝は思っていたより小さかったです。歴史資料館では、戦国武将ゆかりの資料や、昔の瓦の展示があり、水無瀬は歴史ある場所だとわかりました。(中1S君)

・水無瀬の滝や山崎の町を探索しながら歩きました。川辺でお話しながらお弁当を食べてたのしかったです。(Mさん保護者)

※6月11日(日)に予定していました「初夏の五月山おきがるハイキング」は雨天の為、開催中止になりました。

(2023年6月会報より)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ(2023年6月)

 全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ

 全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第96号が、ホームページにアップされました。全国LD親の会ホームページ→かけはし(機関紙) からダウンロードできます。

https://www.jpald.net/kakehashi/pdf/kakehashi96_20230411.pdf

 最新号の内容は、

・第16回総会・第22回公開フォーラム・青年の交流会のご案内

・発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック〜親の会30年の経験から〜

社会の中で生きるちから編  2023年1月発行

・2023年度特別支援教育支援員養成ビデオ講座案内

・第21回全国LD親の会公開フォーラム報告

・日本LD学会第31回大会 親の会企画シンポジウム報告

・行政勉強会報告・役員交流会報告・幼児小学生保護者交流会報告

などが掲載されています。(2023年6月会報より)

知っ得シリーズ④「支援教育支援員について」(2023年6月)

 知っ得シリーズ④「支援教育支援員について」

 「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど、知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。今回は、最近あちこちで募集を耳にする「支援教育支援員」をテーマに取り上げ、おたふく会会員で現役の支援教育支援員の方々に体験談を寄せていただきました。

 LD等の発達障がいのある子どもを育て、保護者同士で工夫や悩みなどを共有してきた親の会会員だからこそ、学校生活や学習に困り感のある児童生徒に寄り添える(安心感を持たせられる)対応ができるように思います。皆さんも「支援教育支援員」になって、ノウハウを生かしてみませんか?

「私が支援員になったのは…」

【青年グループ会員 Aさんのお話】

私が支援員になったのは、息子の小学生時代がまだまだ発達障害の理解も乏しく体制の整わない学校で、とても辛い日々だったからです。たまたま見てしまった先生の息子の扱いがあまりにも酷く…支援の要望も聞いてもらえず、悔しさから勉強するようになり、その当時色々と親身になってくださった親の会の諸先輩方のように「私も役に立ちたい」、“困った子ども”を育てたからこそ「学校で困っている子どもの、そんな子どもを預けている親の気持ちに寄り添えたら…」と全国LD親の会主催「特別支援教育支援員養成講座」を受けました。

今は週に2日、8時45分~5時間と、6時間学習サポーターとして勤務しています。我が校での仕事内容は、支援員は校外活動あり、学習サポーターは校内のみの違いくらいです。

支援対象は教室にいる子どもたち。基本的には重度の子どもは正職員の先生がみるので、担任や、支援級の先生の指示に従い、教室全体をみています。学年は主に1,2年生ですが、3,4年生にも入ります。担任によってやり方が違うので、学習等は各教室の先生が授業をやり易いように、子どもには出来るだけ手を出し過ぎないように、迷った時は勝手に判断せず先生にどう対応すべきか(どこまで支援するか)尋ねるように、と心掛けています。また、子どもの事で気づいた事が有れば授業が終わったらその都度伝えるようにしています。

支援員は難しそう、なイメージを持たれるかも知れませんが、実際は資格も特に不要ですし、『子どもが好き』の気持ちがあれば全然大丈夫。先生のような、お母さんのような、そんな存在が学校にいるのもいいかな、と思っています。

【高大グループ会員 Bさんのお話】

 ちょうど10年前、先輩会員さんから「たしか特別支援教育支援員養成講座を受講してたよね!?大変なクラスがあるから手伝って!!」と電話がかかってきたのが支援員になるきっかけでした。養成講座を受講していた時は「支援級に在籍する息子の教育的サービスの情報収集と子育ての参考に…」くらいの気持ちで、支援員になるつもりは全然無かったのですが…。ひょんなことから支援教育支援員になったワケですが、いざ小学校に行きサポート対象の児童達に会ってみると、おたふく会の子ども活動で出会った子ども達同様(それ以上?)に個性的で面白い子ども達で、「何だか私も楽しい、うれしい」と感じることが多かったのです。

 現在は近くの小学校に毎日通い、ほぼ全てのクラスに入り込みで通常学級籍の支援対象児童の算数・国語のサポートをしています。学習面だけに偏ることなく、「集団への参加と自発性」や「少し先の本人の成長や発達のこと」も併せて考えられる支援員、超多忙な先生方の心強い助っ人になれるような支援員もめざして、日々楽しみながら奮闘しています。


会員の皆様へ、全国LD親の会主催「特別支援教育支援員養成ビデオ配信講座」の案内チラシは、5月中旬におたふく会総会議案書とともに発送しました。支援教育支援員のお仕事にご興味のある方に、養成講座の受講をオススメします! 

知っ得シリーズへのリクエストは、おたふく会事務局まで(2023年6月会報より)

総会特別企画「会員交流会」のご報告 (2023年5月)

総会特別企画「会員交流会」のご報告

 5月28日(日)ドーンセンター大会議室にて、第33回総会に併せて「会員交流会」が開催されました。交流会は予定時刻を早めて14時30分から16時30分までの2時間、小学生の保護者から青年の保護者まで33名が会場およびオンラインで参加しました。「小学生から高校生の未成年の子どもをもつ保護者のグループ」「大学生・大学院生および青年の成人した子どもをもつ保護者のグループ」「オンラインで参加のグループ」の3つのグループに分かれて話し合い、会場では拍手が度々起こるなど大変な盛り上がりを見せました。今回は、会員継続時のアンケートから参考にした話題を集め、それらの中から話し合っていただきました。各話題の内容は以下の表の通りです。

 会員交流会の話題

帰宅後の時間配分や整理整頓など、本人がわかりやすい方法を知りたい。

家がラクだからと言って甘えている。昼夜逆転で活動時間が真逆で、ストレスになる。

不登校・引きこもり状態。どうしてよいかわからない。

本人は「発達障がい」ではないと思っている。本人が困った時に「こんな所があるよ」「こんな方法があるよ」とアドバイスしたいが。

本人だけではスケジュール管理ができない。

やらなきゃいけないことが沢山あると行動に移さずに、(課題から)目を背ける。

きょうだい児と本人の関係が難しい。結婚出産を躊躇したり、親亡き後のことで悩むのじゃないかと心配。

本人のこだわりが強く、家庭でも学校や職場でも手を焼いている。

身の回りのことが出来ず、学生の頃から習得させておくべきだった。一人暮らしだが、定期的に様子を見に行かないといけない。

「皆出来ているのになぜお前はできない」と怒られ、学校・会社との雰囲気が合わず辞めてしまった。

居宅支援の担当者が辞め、次のヘルパーが見つからず困っている。重度障害者や老人の為のヘルパー派遣に重点が置かれている。

8050問題に直面している。

【未成年の保護者のグループ 感想】

小中高生保護者13名のグループでは、自己紹介のあと話題の中から、「自分で立てた予定に基づき行動する」「やるべき課題に向き合う」等のテーマに沿って話し合いました。「お風呂に入る」「着替える」から、「待ち合わせに遅刻せずに行く」や「定期テストに向けて勉強する」というものまで、それぞれの学齢にまつわる課題が出てきました。学年が上がるにつれ、より計画立てた行動が求められるようになり、達成するにはそれに応じた工夫や手助けが必要になることがわかりました。

解決策としては、「まず本人が楽しみにしている予定からスケジュール管理に慣れさせ、徐々に他の課題にも向き合わせる」「時間の概念が弱い子どもの場合は、図で示して視覚化し、自分が今どの段階にいるのかの理解に役立てる」等が出ました。本人にどこまで任せるのかを成長段階に合わせて見極め、少しずつ親が手を放していくことが重要との意見も出ました。

保護者同士、共感しながら子育てについて楽しく語り合いました。 (中学生の保護者S)


【成年の保護者のグループ 感想】

 成年グループには、現役大学生~40歳台の子どもの親12名が集いました。自己紹介の中で、それぞれが左表の話題の中から自分の今の思いに近いものを選んで子どもの現状や悩み事を話しました。就労数年以上の方からは転職を含む就労継続の課題や(就労は継続できても)金銭管理を筆頭に日常生活や整容・体重などの自己管理の難しさが話され、服薬調整の問題も出ました。大学生の方からは就労など将来的な不安が語られ、後半はプチ相談会にも発展していました。(青年の保護者T)

<参加者の一言感想より>

・高校生くらいからインターンシップなどの職業体験の機会を増やして欲しい。体験を通して自分の特性を見つけることができると思う。職場へ通うこと、定期の時間働くということはとても大切だと思う。

・就労体制が親だけでなく子ども自身にも判りやすいことが大事なのではないかと感じました。

・先輩方のいろいろな仕事の話が聞け、親として、少し自信がもて、本人と将来の事を考えていく方向も持てました。

 【オンライン参加のグループ 感想】

 こちらのグループでは、高校生の保護者(ご夫婦で参加)・大学生の保護者・子どもが就職したばかりの保護者・就労し一人暮らしをされている方の保護者など、7組8名が参加しました。話題一覧を見て「ほぼ全て同感!」「私自身にも当てはまる」と笑いが起き、こちらのグループでも和やかにスタートしました。進学・就職など新たなスタートを切ったお子さんの様子の話も交え、本人のやる気(=やりたいと思う事)が大事で、そのために適切な配慮を伝えて周りの環境を整えることの大切さを改めて感じることが出来ました。 (大学生の保護者I)

【アンケートお礼】

更新手続きの際に行ったアンケートでは、皆さんから多くの回答をいただき、ありがとうございました。

 今回の特別企画では、アンケートの回答を一覧にまとめ、会場にご参加いただいた会員に「同感!」「いいね!」と思われたものに投票していただきました。多かったものは以下の通りです。

(表の「未成年」は会場に集まった未成年の保護者グループ、「成年」は会場に集まった成年の保護者グループです)。

興味のあるテーマ・勉強会などでとりあげてほしいテーマの結果 未成年 成年

・発達障がいの子の対人スキルやトラブル対処について 4 7 11

・障害者就労について 3 5 8

・成人後の自立したくらしについて親が知っておきたい事 3 4 7

・進路について 6 0 6

・性教育のこと 4 2 6

・親亡き後の本人たちの生活について 1 5 6

・障害のある子と家族のライフプランニング 2 3 5

・障害枠就労者のキャリア形成・スキルアップ 2 3 5

・将来の暮らし方について 3 1 4

・犯罪に巻き込まれないためのスマホの使い方 1 3 4

・ペアレント・トレーニング 3 0 3

・思春期の女の子の育て方について 2 1 3

・障害年金について 2 1 3

・ファイナンシャル・プランナーのお話 1 1 2

・発達障がい者自身が福祉サービスを利用する方法 1 1 2

・オンラインお仕事体験 0 2 2

・青年向けの服薬の話や新しい薬剤についてのお話 0 2 2

・WISC5のこと 1 0 1

・発達障がいのある子のきょうだい児の結婚 1 0 1

・グループホームについて 1 0 1


会活動へのリクエスト結果 未成年 成年

・参加できなかった勉強会で見逃し配信や資料が欲しい(※) 5 2 7

・先輩のお母様のお話を聞きたい 3 2 5

・親だってゆっくりしたいを実現できるような活動をしたい 1 2 3

・今年度から会報印刷後の交流会が参加しやすくなる 1 2 3

・子どもたちの育ちに役立つ活動ができたらいいなと思う 2 0 2

・後輩のお母様に(体験談を)お伝えできればうれしい 0 1 1

・会報に講座の要点や概略を少しでも載せてほしい(※) 0 1 1

その他に、「ペアレント・メンターになるための活動に参加したい」「平日に会活動の方が参加しやすい」といったリクエストもありました。

【お願い】

(※)印の項目について、おたふく会では講演会・勉強会等に申し込みをされていない方や欠席された方への資料配布や、講座内容の詳細を講師に代わって会報に掲載もしておりません(会報には、講座内容の大まかな項目と参加者の感想に留めております)。関心のある講演会等には、ぜひご参加くださいますようお願いします。(2023年6月会報より)

2023年4月8日土曜日

アンダンテ&ジェントル クリスマスクルーズ&ランチ交流会(2022年12月)

アンダンテ&ジェントル クリスマスクルーズ&ランチ交流会

12月17日(土)天保山ハーバービレッジにてサンタマリア号クルーズと大観覧車乗車&ランチの青年交流会をしました。参加者は青年9名会員5名でした。あいにくの雨天の中移動も多かったのですが、船の特別室にも入れていただきゆったりとした雰囲気で楽しむことができました。皆の希望を踏まえて決めた内容であったこともあり、参加者からは「コロナで中々皆で集まって外出する機会もなくなってしまったので、今日はとても楽しかった」「久し振りに船や観覧車に乗れた」「昼食がおいしかった」「皆に会えて色々話しながら過ごせて良かった。」などのうれしい感想が聞けて、コロナ禍でも活動を実施できてよかったと思いました。今年度の活動は今回で終了予定ですが次年度の活動にもまたご参加下さい。

(2023年3月会報より)