2025年1月30日木曜日

会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています(2025年1月)

2019年度より、会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています。

2025年1月現在、

第269号2024年11月24日発行

第268号2024年9月29日発行、

第267号2024年6月30日発行、


第266号2024年3月24日発行、

第265号2023年11月26日発行、

第264号2023年9月24日発行、

第263号2023年6月19日発行、


第262号2023年3月19日発行、

第261号2022年11月27日発行、

第260号2022年9月25日発行、

第259号2022年6月26日発行、


第258号2022年3月19日発行、

第257号2021年11月28日発行、

第256号2021年9月26日発行、

第255号2021年6月26日発行、


第254号2021年3月21日発行、

第253号2020年11月29日発行、

第252号2020年9月27日発行、

第251号2020年6月28日発行、


第250号2020年3月22日発行、

第249号2019年11月24日発行、

第248号2019年9月29日発行、

第247号2019年6月30日発行が、


ホームページに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

https://www.otahuku.net/newsletter.html


トップページの左にある、「会報閲覧」と書かれているバナーをクリックしても入れます。

大阪LD親の会「おたふく会」トップページ

https://www.otahuku.net/index.php 

第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶(2024年5月)

第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶

第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会につきましては、2024年5月26日、会場とオンラインにて開催いたしました。2023年度活動報告および決算報告、2024年度の役員・運営委員案・活動方針と計画、予算案への各提案について、ご意見ご質問を受け付け、承認可決されましたことをご報告いたします。

代表挨拶

2024年度 おたふく会代表 溝上 久美子

「おたふく会」の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。

2024年度も引き続き代表をさせていただくことになりました。会員のみなさま、運営委員のみなさまのご協力のおかげで、なんとか務められております。本当にありがとうございます。至らない点が多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今年の総会も、会場開催とオンラインとのハイブリッド方式で行いました。引き続いての特別企画は和気あいあいとした雰囲気の中で、専門的な内容をわかりやすくお話しいただき、大変有意義な時間となりました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

運営委員会の午後にペアレントメンターで行っている活動紹介・ミニ交流会は、新入会員の増加に引き続き大きな役割を果たしていただいています。ペアレント・トレーニングも「おたふく会」への入会を決める魅力の一つとなっております。制度が整ってきたとしてもまだまだ改善されない本人と保護者の悩み・孤立感があることに改めて気づかされました。年代、地域別ではない全体交流会、不登校などテーマを絞った交流会など、会員のみなさまのニーズに合わせて、今年度も企画をおこなっていきます。

また、全国LD親の会では、引き続きオンラインでの行政勉強会、会員交流会などの企画を行っておりますので、奮ってご参加ください。

大阪府では、諸事情から発達障害の取り組みが形骸化とも思われる状況になっており、親の会として、要望活動を再開し、現場からの声をあげていく必要を感じております。

会計については、2024年度も引き続き継続会費の値下げをさせていただきました。来年度以降についても状況を見ながら検討していきます。できるだけ役員の負担を減らし、誰でも交代が可能になるよう、またいろいろな方に関わっていただけるよう、ご意見をいただきながら工夫していきたいと思います。

会員のみなさまにおかれましては、活動に対する忌憚のないご意見やご要望をぜひお寄せください。また、今後とも無理のない範囲で会の活動に参加、協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2024年6月会報より)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) ボッチャを楽しもう!(2024年4月)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動)

ボッチャを楽しもう!

2024年3月10日(日)大阪市舞洲障がい者スポーツセンターアミティ舞洲にてボッチャ体験を行いました。参加者は本人9名、会員2名、世話人6名でした。

目標球となる白い球(ジャックボール)に赤、青それぞれの持ち球を投げたり転がしたりして如何に近づけるかを競います。この日はスポーツセンターの人がおられ、わからないところは教えてもらえたので不安なく取り組めました。慣れてくると自分の球を相手の球に当てて目標球から遠ざけるなど工夫を凝らしていました。上手い球を投げた相手には惜しみなく拍手を贈るなど温かな雰囲気で終始しました。体力は必要ないけれど、知恵と工夫の必要なゲームです。

<感想>

・本調子になるまで少し時間がかかりましたが、最後の大差が出たゲームは楽しかったです。

・スタッフの方にルールを一から教えて頂けたので前回よりも深くルールを理解してプレーが出来ました。とても楽しかったです。

・ボッチャを私は今迄に何回も経験しているのですが、やはりこの競技はどんなにやってもあきないです。だから今回も、楽しかったです。

・ボッチャ楽しかったです。ルール覚えてるかな?と思いましたがやって行く内に思い出せました。またやりたいです。

・初めての人や、前々から知っている人と楽しくボッチャができました。ボッチャについての細かいルールもわかってよかったです。

・楽しかった。思ったよりもかんたんでした。

・たのしかったです。

・投げる強さが難しかったです。

・今日初めてやりましたが、難しかったです。

(2024年6月会報より)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) 栄養士の先生による調理実習(2024年4月)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動)

栄養士の先生による調理実習

2024年4月6日(土)西宮市の会場で4年ぶりに調理実習を行いました。

講師は山下香代先生、参加者は青年9名(初参加2名)、会員(世話人含む)が6名です。

メニューはハヤシライス、野菜と卵のマヨネーズ炒め、コーンスープ、マシュマロムースと盛沢山でした。若い初参加の二人も先輩たちに教えてもらいながら楽しそうにお料理をしていました。

<感想>

<青年本人(抜粋)>

・久しぶりの実習で楽しかった。美味しく出来ました。

・買い物をして牛肉が高いのがわかりました。

・ブランクの割には自分自身思ったより上手く出来ました。

・スープ用のクルトンはそのままでもおいしかったけど味付けを色々変えて食べても良いと思いました。

・料理を作るのは楽しかった。

・マシュマロムースの下半分が固まってなかったので冷蔵庫から出すのが早かったかもしれません。

<山下先生>

調理実習を再開されるということでとても楽しみにしていました。久しぶりということを忘れるくらい皆さん何も変わってなくて嬉しかったのですが、大きく変わっていたことがひとつありました。それは、手際がよくなっていたことです!皆さん、食材を切る作業や混ぜたり炒めたりが本当にスムーズでした。『自分たちで買い物をして調理して食べる』という体験は大切だと思いますし、そのお手伝いができることをとてもうれしく思っています。

(2024年6月会報より)

LDの子への支援方法や具体例、及び合理的配慮の求め方やサポートシートなどの情報交換交流会(2024年4月)

会員限定

LDの子への支援方法や具体例、及び合理的配慮の求め方やサポートシートなどの情報交換交流会

4月28日(日)13時30分からドーンセンター和室にて、様々な困り事の中でも今回は、学習に関しての事を中心に、保護者同士の情報交換交流会を開催しました。参加者は合計14名でした。

前半は全体での交流時間とし、後半は自由に移動して少人数での情報交換の時間を設けました。経験者が実際に使用していたものや書籍などを持ち寄り閲覧もしました。時には笑いがある、和やかな雰囲気の中皆さま積極的に交流されていました。

開催後、参加者の皆さんにGoogleフォームにてアンケートを実施しました。

【参加者の感想】

・皆さんの困り事や勉強方法が聞けて参考になりました。

・みなさんの困りごとに共感できたし、進路の話も聞けて良かったです。

・皆さんの話に加えて、実際の資料をたくさん見ることが出来て大変有意義でした。準備などとても大変だったことと思います。個人情報をオープンにしてくださった方々ありがとうございました。皆様お疲れ様でした。

・ありがとうございました。 色々なアプリがあるのを知りました。

・皆さんの身近なエピソードを情報共有できて良かったです。ありがとうございました。担当の方いつもありがとうございます!

・中学高校と先を行く方のお話を聞いて、今後どんな問題がありうるのか、考えることができました。アプリや検査、関わり方など沢山情報を得られたので自分と子どもにどんなことが必要なのか考えていきたいと思いました。

・実際に自宅学習される際に作られた資料や、サポートブックなども見せてもらえて、すごく参考になりました。学習障害についての対処法に加え、進学についてや学校への支援の求め方についても参考になる情報が得られて良かったです。

・みなさんの、あるあるのご経験や、いろいろな最近の情報がお聞きできてたいへん有意義な時間を過ごせました。

・色んな情報が得られたし、同じような親御さんのお話が聞けて良かったですし、楽しかったです。

・書字がやっぱり困るんですよね。ここのつまづきを何とかできたらいいなと思いました。今日は色々知ることができて大変勉強になりました。

・LDで困ってる様々な学年の方とお話が出来て楽しかったです。解決策は無くてもこうして、同じ悩み事であるあるー!分かるー!とお話が出来てスッキリ出来ました。

・学習面での色々な検査や、勉強のアイテム、考え方や関わり方など初めて知る情報を教えていただき、あっという間の有意義な時間でした。ありがとうございました。

・保護者同士の交流の時間が充実していてあっという間に感じました。皆さまご参加頂きましてありがとうございました。担当者より

(2024年6月会報より)



第34回総会特別企画「対人関係に役立つアンガーマネジメント講座」(2024年5月)

 第34回総会特別企画 

「対人関係に役立つアンガーマネジメント講座」

日 時:5月26日(日) 14時30分~16時30分

場 所:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 5階 大会議室2

講 師:尾崎 沙千氏 (アンガーマネジメントファシリテーター、アンガーマネジメントコンサルタント)

今回の特別企画では、会員41名・会員の家族4名の計45名が参加しました。尾崎先生の「面白い」「わかりやい」「テンポの良い」3拍子揃った語り口に会場からは時折どっと笑いが起こり、参加者同士のグループワークも所々に挟まれ、会場は大変な盛り上がりを見せました。

内容は「怒り」をテーマに、この感情を抑えこまず上手に向き合っていく方法についてお話しいただきました。

冒頭のお話から早速、「怒り」に対するマイナスイメージが大きく覆されて、「怒り」がもたらす効果も再確認し、他にも問題となる怒り、自分を客観的に受けとめ観ることの大切さ、適切な表し方なども学ぶことができました。

とても沢山のお話から、参加者が前向きになれる貴重な2時間となりました。

【参加者の感想(抜粋)】

・自分の怒りについて見つめなおすことができました。

・一回の講座を踏まえて周りの話など聞いてみたく、もっとグループワークなどあれば面白いかもです。

・日常生活を省みる機会がもてた。

・子どもが成長して怒ることがほとんどないですが、振り返りができました。忘れてしまうので、時々受講したい。

・子育てをされている経験上のお話がとても共感できました。参考になりました。

・これからは感情的に怒る前に6秒上を向いて考えます。

・客観的に自分や怒りについて考えることを実行してみようと思いました。

・怒りを抑えることだけでなく、伝えるべきことは伝えることも大切だと思いました。

・とても勉強になりました。早速実践したいと思います。

・日々直面する怒りについて、改めて考えるきっかけになりました。

・楽しくアンガーマネジメントが学べました。すぐに忘れない様に毎日に活かしていきたいです。

・アンガーマネジメントは怒らないことだと思っていたので、とても勉強になりました。

・今回は親が対象でしたが、ぜひ発達障がいを待つ本人にも講演をしていただきたい

・怒りの構造がよくわかりました。今まで具体的な対策は知らなかったので少しずつ実践していこうと思います!

・講師の先生が体験談を交えながら話して下さり、親近感を覚えながら聴くことができ参考になりました。

・最初のエピソードのお話では胸がつまりそうでした。

・自分は余り怒りを感じない方だと思っていましたが、そうでもない事がわかりました。とても参考になりました。

・発達障害の保護者という共通点があり、共感できるエピソードがたくさんありました。

・自分や職場を見た時に、やはり疲れやストレスは怒りの起爆剤になるから溜めすぎはダメだなと思いました。

・怒りのシステムが理論的に腑に落ちたので、アンガーマネジメントの3つのコントロールを実践していきたい!

・「怒り」だけ注目してもすごく沢山の視点があり、先生のお話に感心してばかりでした。

・とてもわかりやすくて面白く、グループでのシェアタイムも良かったです。忘れない内に実行に移したい。

・怒りが自己コントロールできたら自分も周りももっと楽しく過ごせるのにと思うので、とても勉強になった。

・改めて私の怒りはささいな事が多いと気づきました。相手を責める前に一呼吸おく事も大事だと思いました。

・親子で一緒に聴いたのですが、子どもにもわかりやすく説明して頂きよかったです。

・具体的に教えていただき分かりやすかったです。また機会があれば受講したいです。

・皆さんがとても熱心にうなずきながら聞いて下さっている姿を見て、提案して良かったと思えました。


~皆さまご参加頂きましてありがとうございました~ 担当者より

(2024年6月会報より)

全国LD親の会『かけはし』第98号のお知らせ(2024年6月)

全国LD親の会『かけはし』第98号のお知らせ

全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第98号が、ホームページにアップされました。この号から、フォントがUDデジタル教科書体に変更されています。全国LD親の会ホームページ→かけはし(機関紙) からダウンロードできます。    https://www.jpald.net/kakehashi/index.html

<内容>

P1 第17回総会・第23回公開フォーラム・青年の交流会のご案内

P2 特別支援教育支援員養成ビデオ講座 2024年度案内

P3 発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック〜親の会30年の経験から〜

P4 行政勉強会報告・各会役員交流会報告・幼児小学生交流会報告

P5  ディスレクシア月間の取り組み・JDDnetより・全国特別支援教育推進連盟より

P6  近畿ブロック青年のつどいの会報告・東海北陸ブロック交流会報告・九州ブロック講演会報告

P7 能登半島地震体験談・募金先の情報

P8 寄付のお願い・入会案内・活動報告・理事会報告

(2024年6月会報より)

知っ得シリーズ⑧ おたふく会のあゆみ その②(2024年6月)

知っ得シリーズ⑧

おたふく会のあゆみ その②

「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど、知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。今回は会報第265号に掲載の「おたふく会のあゆみ その①」の続編として、2021年発行の『別冊おたふく』設立30周年記念号の中の記事「みんなでつくるおたふく会ザックリ年表」の中から抜粋し、2001年から10年間の当時の出来事や会活動についてお伝えしたいと思います。

<年表> 当時の出来事とおたふく会

年度

当時の出来事 

・その頃おたふく会は…

会員数

2001(H13)

旧来の“特殊教育”という言い方に代えて“特別支援教育”が使用され始める

・おたふく会10周年記念事業 シンポジウム「LD等をもつ子どもの子育てと社会的自立への課題」開催

165人

2002(H14)

文科省、LD、ADHD、高機能自閉症などの全国実態調査の結果公表。学習面や行動面で著しい困難を示す生徒=6.3%

・おたふく会自立支援の会「チャンス」設置

178人

2003(H15)

「松心園で初診3年待ち」が常態化し大阪府は「自閉症児療育強化事業」を府単独事業として創設

全国LD親の会公開フォーラム「これからの特別支援教育の在り方」が大阪で開催

178人

2004(H16)

・アンケート調査報告書『特別支援教育への提言~保護者からの発言集~』発行

219人

2005(H17)

「発達障害者支援法」施行  日本発達障がいネットワーク(JDDnet)発足

府単独事業「発達障がい療育等支援事業」スタート

全国LD親の会公開フォーラム「発達障害のある本人・家族への支援に向けて」 が大阪で開催

・大阪府と大阪市の発達障害者支援体制整備委員会委員としておたふく会も参画(以降、継続して参画)

260人

2006(H18)

学校教育法施行規則の一部改正 により、LD・ADHDが通級の対象に加わる

全国LD親の会に改名、『LD,ADHD,高機能自閉症とは?(増補版)』発行

・大阪LD親の会「おたふく会」に名称変更、ホームページがオープン

・ニッセイ財団助成事業 ドルフィンクラブ・和太鼓教室・絵画教室他

294人

2007(H19)

学校教育法が改正、特別支援教育が制度としてスタート

全国LD親の会公開フォーラム「スタートした特別支援教育の現状と課題」が大阪で開催

317人

2008(H20)

全国LD親の会NPO法人化

317人

2009(H21)

全国LD親の会公開フォーラム「一人一人のニーズに応じた特別支援教育の実現を目指して」が大阪で開催

・おたふく会20周年記念事業「マッケンジー・ソープ絵画展」

305人

2010(H22)

23年度大学入試センター試験で発達障害のある受験生に特別措置開始

282人

※参考:全国LD親の会刊 『発達障がい者支援におけるNPO等の役割に関する報告書-全国LD親の会20年のあゆみ-』

※2009年度末までの会員数も上記参考資料によりますが、前年度末時点の会員数が表記されおり、前年度の会員数としてここでは掲載

おたふく会会員の回想コメントから…

・チャンス(おたふく会自立支援の会)で特例子会社や職業訓練施設など、いろんな所に見学に行くことができて、障害者に細かく配慮してくれる会社があることにとても感心しました。真っ黒だった将来の選択肢が開けてとても感謝しました。

・特別支援教育という言葉は、大阪ではわりと柔軟に取り出しなどすでにあったことが、2004年のアンケート調査で実証されました。報告書の内容は画期的だったと、自画自賛。

・2005年の公開フォーラム(NHKホール)は事前申込みが不要だったため殺到し、当日は会場の外にまで行列ができ、受講できないお客さんが憤慨していました。会場に入れなかったものの、モニターで見学できたのはラッキーでした。

・特別支援教育について教えてくれるのはおたふく会くらいしかなく、習い事のようにおたふく会の運営委員会に顔を出していました。

・小学校の支援担に個別の教育支援計画や個別の指導計画について教えてもらい、翌年から計画の作成・一部記入に参加させてもらいました。

・2009年のソープ展は大変盛況で、暖かいパステル画を息子と一緒にゆっくり鑑賞しました。


➡「特別支援教育」への関心が非常に高まり、地元の小中学校では徐々に支援学級に在籍を希望する児童生徒が増えはじめ、「早期発見・早期療育」を求めて初診待ちや療育への応募も一気に増えた時期でした。「発達障害」関連の講演会の多くが大盛況で、関連書籍がズラリと並び始めたのもこの頃です。

「この頃のおたふく会は…」といいますと、会員数が300名を超える大所帯の会となり、会員交流会が「学年ごと」「地域ごと」など以前にも増して、様々な活動が活発に行われました。会員からのニーズを汲み取り、発達障害のある子ども・青年の居場所作りにも親の会が一役買っていたと言えます。先輩会員の皆さんに本当に頭が下がる思いです。 (I)

(2024年6月会報より)