2022年10月8日土曜日

進路進学交流会 高校生の保護者の方のお話を聞く会(2022年7月)

 進路進学交流会

☆高校生の保護者の方のお話を聞く会☆

 7月10日(日)10時30分〜14時30分、ドーンセンター中会議室2 にて、高校生のお子さんの保護者、3組4名の方々が高校進学準備から、入学後に感じている事などをお話ししてくださいました。

 参加者は7名で、まだ入会間もない会員の方々もご参加くださり、関心の高さが伺えました。主に中学生までの準備のお話と、高校入学後のお話をお伺いしました。

 内容は、中学校を卒業するまでにどのような学習準備をしたか、中学校の担任の先生等と相談したこと、学校見学にはいつ頃から、何校くらい行ったのか、など教えていただきました。その際、公立、私立、特別支援学校、通信制、専修学校、サポート校などの違いについて、よく分からなかったため、それぞれの受験に必要なこと、入学後、卒業のために必要なこと、経済面での学費の仕組みなど、さまざまな事を経験も交えながら、教えて下さいました。そして、最終的な学校選択の決め手について。このことは、共通して、本人が行きたいと思うかどうかが1番大切だと学びました。そのようにして親子で選択された高校生活は、本人たちが頑張れるスタイルで通っておられるエピソードが印象的でした。

 子どもの進路については、不安を持つ保護者も多く、質問にもたくさん答えていただき、大変有り難かったです。また、子ども自身が自分に合う学校を選択していけるまで、親は準備して寄り添いながら待ち、一緒に動いてこられた保護者の方々の奮闘に大変感動いたしました。

 最後に、おたふく会の進路進学ということで、本来はお聞き出来ないような詳細な内容までお話しくださった高校生の保護者の皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。          

 進路進学担当一同

(2022年9月会報より)

これからの支援教育について わたしたちも話し合ってみました!(2022年9月)

これからの支援教育について

わたしたちも話し合ってみました!

 4月27日の文科省通知「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について」を受け、支援学級籍の子どもをもつ保護者対象にあちこちで来年度の学級籍や支援・指導について説明が行われていますね。この件について、おたふく会では9月運営委員会で話し合いが行われました。参加者は、小中学生4名・高校生1名・大学生(院生含)4名・20代青年2名・30代青年2名の保護者計13名でした。義務教育期の保護者だけでなく、子どもはもう成人したけれど支援教育の流れをずっと見守ってきた会員も一緒になって考え、意見を出し合いました。子どもや保護者の戸惑いを懸念する声、現況を鑑みると支援学級から通級指導教室への移行検討は仕方がないのではないか?といった声、通級指導がさらに充実することを求める声など、様々な意見が飛び交いました。その中から一部ではありますが報告します。

 ・先日の懇談で先生から「支援は必要ないです」と度々言われた。この通知によるものだとは知らなかった。現在、支援級在籍の子どもや保護者は、急な変更に戸惑う人が多いかも。

・たしかに大阪は多いわ...。診断がなくても支援級に在籍できたので、増えたのも仕方ない気がする。

・中学校での支援って、学習支援ばかりな感じが…。自立支援活動は充実してたの?

・最近よく聞く「その支援は本当に必要ですか?」。実際に「支援級より通級利用の方がいいのでは?」と思う子もいるね。

・通常学級籍だと保護者のニーズを聞いてもらいにくくならないかなぁ、とくにクラスでの支援で。担任の先生はお忙しいし。

・私の息子は小1の時から今も、自校通級に通っています。通級では年々専門性も上がり、本人に合った個別の支援指導が受けて来られていたことを改めて気づきました。

・通常学級で支援の充実が問われるなぁ…。支援員の人数は確保されているのか?

・「各校に自校通級が出来る事」「これまでより、個に合った支援が受けられるようになる事」「支援級から外され通級も使えず、通常学級で放置され困る子が増えない事」が大事なんだと思います。

・私もそうですが、「早期発見・早期療育」で支援学級籍を選ぶ(←保険をかける的な)保護者も多かった気が…。

・通級担当の先生が複数校掛け持ちして指導に回っているところもあり、通級指導を週に1時間しか受けられなくなる生徒もでるね。

・学校によっては、支援担の入り込み減少が生じて、担任の先生の負担が増えるのではないかな。

・「教員不足」のことも気がかり。

 運営委員会では、毎回、様々な資料を回覧しております。当日は、上記に関連する資料を回覧したところ色々な意見がでましたので、メモにまとめ報告いたしました。旬の情報が行き交うおたふく会の運営委員会は、会員ならどなたでも参加できます。ぜひ、ご出席ください。

(2022年9月会報より)

知っ得シリーズ①「ペアレント・メンター」活動について(2022年9月)

知っ得シリーズ① 

「ペアレント・メンター」活動について

「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。第1回は、ペアレント・メンター活動です。おたふく会では、会員が大阪府のペアレント・メンターに登録し活動を行っていますので、関連情報をご紹介します。

大阪府では、平成26年度から大阪府ペアレント・メンター事業を実施しています。この事業では発達障がいのあるお子さんを育ててこられた先輩保護者であるペアレント・メンターが、子育てに関する経験談の紹介や、親目線での情報提供等の活動を通して、発達障がいのあるお子さんがいらっしゃるご家庭をサポートしています。同じ思いを抱える親との交流の場は、子育てに悩むご家族の安心や将来への見通しにもつながり、家族同士のつながりや専門機関等に相談するきっかけづくりにもなります。  <大阪府発達障がい者支援センター アクトおおさか ホームページより抜粋>

★どうしたらペアレント・メンターになれるの?

大阪府が実施(隔年)するペアレント・メンター養成研修(ベーシック研修)を受講し、修了します。

<現在の養成研修(ベーシック研修)の受講要件>

大阪府ペアレント・メンター事業の主旨や活動内容に賛同の上、ご協力いただける方で以下の①~③にあてはまる方。

大阪府発達障害団体ネットワークに加入している団体に所属している方(現在13団体が加入)

所属団体で活動歴が2年以上ある方

所属団体から推薦を受けた方

大阪府ではこれまで70名を超えるメンターの方が登録されていて、今年度(令和4年)では56名が活動メンターとなり、府下の各地域・各所(派遣依頼のあったところ)へ派遣されてメンター活動を行なっています(令和3年度16人)。おたふく会からは、平成27年度から令和3年度までの7年間で、延べ18名のメンターが活動しています。その対象(派遣先)は、小学校の支援学級在籍保護者や職員の集まり、その地域の発達障がい児の保護者・発達障がい児の支援に携わる方たちの集会や研修会、ペアレント・トレーニング参加者(市民)と従事職員や、幼・小・中の教職員などさまざまです。そのような場で(自分の子育ての)体験をお話しすることがメンターの活動です。

今年度は上記の「ベーシック研修」の実施年ではありませんが、既に登録しているペアレント・メンターの活動を支えるための養成研修(フォローアップ研修やスキルアップ研修)が年2回開催され、他団体のメンターさんたちとの交流会もあり、おたふく会からも多数参加します。

おたふく会では、昨年度のベーシック養成研修修了者の2名を加えて、今年度のペアレント・メンター登録者は11名となっています。大阪府下での派遣活動だけではなく、おたふく会の中でのペアレント・メンター活動として、これまで、全会員対象の「ペアレント・トークGO!先輩会員と話をしよう」を開催したり(計6回開催。各回「社会資源」「金銭管理」等テーマを決めて体験や工夫を話し合う)、今年度からは「おたふく会活動紹介」を担当するなど、活発に活動しています。メンター同士の交流や情報交換も行っています。

         大阪府ペアレント・メンター事業のリーフレット

(2022年9月会報より)