2022年10月8日土曜日

進路進学交流会 高校生の保護者の方のお話を聞く会(2022年7月)

 進路進学交流会

☆高校生の保護者の方のお話を聞く会☆

 7月10日(日)10時30分〜14時30分、ドーンセンター中会議室2 にて、高校生のお子さんの保護者、3組4名の方々が高校進学準備から、入学後に感じている事などをお話ししてくださいました。

 参加者は7名で、まだ入会間もない会員の方々もご参加くださり、関心の高さが伺えました。主に中学生までの準備のお話と、高校入学後のお話をお伺いしました。

 内容は、中学校を卒業するまでにどのような学習準備をしたか、中学校の担任の先生等と相談したこと、学校見学にはいつ頃から、何校くらい行ったのか、など教えていただきました。その際、公立、私立、特別支援学校、通信制、専修学校、サポート校などの違いについて、よく分からなかったため、それぞれの受験に必要なこと、入学後、卒業のために必要なこと、経済面での学費の仕組みなど、さまざまな事を経験も交えながら、教えて下さいました。そして、最終的な学校選択の決め手について。このことは、共通して、本人が行きたいと思うかどうかが1番大切だと学びました。そのようにして親子で選択された高校生活は、本人たちが頑張れるスタイルで通っておられるエピソードが印象的でした。

 子どもの進路については、不安を持つ保護者も多く、質問にもたくさん答えていただき、大変有り難かったです。また、子ども自身が自分に合う学校を選択していけるまで、親は準備して寄り添いながら待ち、一緒に動いてこられた保護者の方々の奮闘に大変感動いたしました。

 最後に、おたふく会の進路進学ということで、本来はお聞き出来ないような詳細な内容までお話しくださった高校生の保護者の皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。          

 進路進学担当一同

(2022年9月会報より)

これからの支援教育について わたしたちも話し合ってみました!(2022年9月)

これからの支援教育について

わたしたちも話し合ってみました!

 4月27日の文科省通知「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について」を受け、支援学級籍の子どもをもつ保護者対象にあちこちで来年度の学級籍や支援・指導について説明が行われていますね。この件について、おたふく会では9月運営委員会で話し合いが行われました。参加者は、小中学生4名・高校生1名・大学生(院生含)4名・20代青年2名・30代青年2名の保護者計13名でした。義務教育期の保護者だけでなく、子どもはもう成人したけれど支援教育の流れをずっと見守ってきた会員も一緒になって考え、意見を出し合いました。子どもや保護者の戸惑いを懸念する声、現況を鑑みると支援学級から通級指導教室への移行検討は仕方がないのではないか?といった声、通級指導がさらに充実することを求める声など、様々な意見が飛び交いました。その中から一部ではありますが報告します。

 ・先日の懇談で先生から「支援は必要ないです」と度々言われた。この通知によるものだとは知らなかった。現在、支援級在籍の子どもや保護者は、急な変更に戸惑う人が多いかも。

・たしかに大阪は多いわ...。診断がなくても支援級に在籍できたので、増えたのも仕方ない気がする。

・中学校での支援って、学習支援ばかりな感じが…。自立支援活動は充実してたの?

・最近よく聞く「その支援は本当に必要ですか?」。実際に「支援級より通級利用の方がいいのでは?」と思う子もいるね。

・通常学級籍だと保護者のニーズを聞いてもらいにくくならないかなぁ、とくにクラスでの支援で。担任の先生はお忙しいし。

・私の息子は小1の時から今も、自校通級に通っています。通級では年々専門性も上がり、本人に合った個別の支援指導が受けて来られていたことを改めて気づきました。

・通常学級で支援の充実が問われるなぁ…。支援員の人数は確保されているのか?

・「各校に自校通級が出来る事」「これまでより、個に合った支援が受けられるようになる事」「支援級から外され通級も使えず、通常学級で放置され困る子が増えない事」が大事なんだと思います。

・私もそうですが、「早期発見・早期療育」で支援学級籍を選ぶ(←保険をかける的な)保護者も多かった気が…。

・通級担当の先生が複数校掛け持ちして指導に回っているところもあり、通級指導を週に1時間しか受けられなくなる生徒もでるね。

・学校によっては、支援担の入り込み減少が生じて、担任の先生の負担が増えるのではないかな。

・「教員不足」のことも気がかり。

 運営委員会では、毎回、様々な資料を回覧しております。当日は、上記に関連する資料を回覧したところ色々な意見がでましたので、メモにまとめ報告いたしました。旬の情報が行き交うおたふく会の運営委員会は、会員ならどなたでも参加できます。ぜひ、ご出席ください。

(2022年9月会報より)

知っ得シリーズ①「ペアレント・メンター」活動について(2022年9月)

知っ得シリーズ① 

「ペアレント・メンター」活動について

「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。第1回は、ペアレント・メンター活動です。おたふく会では、会員が大阪府のペアレント・メンターに登録し活動を行っていますので、関連情報をご紹介します。

大阪府では、平成26年度から大阪府ペアレント・メンター事業を実施しています。この事業では発達障がいのあるお子さんを育ててこられた先輩保護者であるペアレント・メンターが、子育てに関する経験談の紹介や、親目線での情報提供等の活動を通して、発達障がいのあるお子さんがいらっしゃるご家庭をサポートしています。同じ思いを抱える親との交流の場は、子育てに悩むご家族の安心や将来への見通しにもつながり、家族同士のつながりや専門機関等に相談するきっかけづくりにもなります。  <大阪府発達障がい者支援センター アクトおおさか ホームページより抜粋>

★どうしたらペアレント・メンターになれるの?

大阪府が実施(隔年)するペアレント・メンター養成研修(ベーシック研修)を受講し、修了します。

<現在の養成研修(ベーシック研修)の受講要件>

大阪府ペアレント・メンター事業の主旨や活動内容に賛同の上、ご協力いただける方で以下の①~③にあてはまる方。

大阪府発達障害団体ネットワークに加入している団体に所属している方(現在13団体が加入)

所属団体で活動歴が2年以上ある方

所属団体から推薦を受けた方

大阪府ではこれまで70名を超えるメンターの方が登録されていて、今年度(令和4年)では56名が活動メンターとなり、府下の各地域・各所(派遣依頼のあったところ)へ派遣されてメンター活動を行なっています(令和3年度16人)。おたふく会からは、平成27年度から令和3年度までの7年間で、延べ18名のメンターが活動しています。その対象(派遣先)は、小学校の支援学級在籍保護者や職員の集まり、その地域の発達障がい児の保護者・発達障がい児の支援に携わる方たちの集会や研修会、ペアレント・トレーニング参加者(市民)と従事職員や、幼・小・中の教職員などさまざまです。そのような場で(自分の子育ての)体験をお話しすることがメンターの活動です。

今年度は上記の「ベーシック研修」の実施年ではありませんが、既に登録しているペアレント・メンターの活動を支えるための養成研修(フォローアップ研修やスキルアップ研修)が年2回開催され、他団体のメンターさんたちとの交流会もあり、おたふく会からも多数参加します。

おたふく会では、昨年度のベーシック養成研修修了者の2名を加えて、今年度のペアレント・メンター登録者は11名となっています。大阪府下での派遣活動だけではなく、おたふく会の中でのペアレント・メンター活動として、これまで、全会員対象の「ペアレント・トークGO!先輩会員と話をしよう」を開催したり(計6回開催。各回「社会資源」「金銭管理」等テーマを決めて体験や工夫を話し合う)、今年度からは「おたふく会活動紹介」を担当するなど、活発に活動しています。メンター同士の交流や情報交換も行っています。

         大阪府ペアレント・メンター事業のリーフレット

(2022年9月会報より)

2022年9月24日土曜日

会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のHPに掲載されています(2022年9月)

2019年度より、会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています。

2022年9月現在、

第259号2022年6月26日発行、

第258号2022年3月19日発行、


第257号2021年11月28日発行、

第256号2021年9月26日発行、

第255号2021年6月26日発行、

第254号2021年3月21日発行、


第253号2020年11月29日発行、

第252号2020年9月27日発行、

第251号2020年6月28日発行、

第250号2020年3月22日発行、


第249号2019年11月24日発行、

第248号2019年9月29日発行、

第247号2019年6月30日発行が、

ホームページに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

https://www.otahuku.net/newsletter.html

トップページの左にある、「会報閲覧」と書かれているバナーをクリックしても入れます。

大阪LD親の会「おたふく会」トップページ

https://www.otahuku.net/index.php

第32回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶(2022年5月)

第32回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶

第32回大阪LD親の会「おたふく会」総会につきましては、2022年5月29日、会場とオンラインにて開催いたしました。2021年度活動報告および決算報告、2022年度の役員・運営委員案、活動方針と計画、予算案への各提案について、ご意見ご質問を受け付け、承認可決されましたことをご報告いたします。

代表挨拶

2022年度 おたふく会代表 溝上 久美子

「おたふく会」の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。

2022年度も引き続き代表をさせていただくことになりました。会員のみなさま、運営委員のみなさまのご協力のおかげでなんとか務められております。本当にありがとうございます。至らない点が多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今年の総会は、2年ぶりの会場開催ができ、オンラインとのハイブリッド方式で行いました。総会後の交流会は、会場とオンラインの別開催となりましたが、有意義な時間となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

2021年度もCOVID-19感染症の拡大がたびたび繰り返し、対面活動がほとんどできない状態が続きました。まだ予断を許しませんが、今年度は状況を見ながら少しずつ集合しての対面活動を再開していきたいと思います。アドベンチャー活動が6月から再開し、メンターによる活動紹介・交流会がスタートしました。

また、オンラインでも参加できるようにして、オンラインセミナーも企画していきます。

会計については、2022年度は引き続き継続会費の値下げをさせていただきました。来年度以降についても状況を見ながら検討してきます。また、今年度はパソコンなどの機器購入の予算を計上させていただきました。できるだけ役員の負担を減らし、誰でも交代が可能なよう、またいろいろな方に関わっていただけるようご意見をいただきながら工夫していきたいと思います。

会員のみなさまにおかれましては、活動に対する忌憚のないご意見やご要望をぜひお寄せください。また、今後とも無理のない範囲で会の活動に参加、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2022年6月会報より)

アドベンチャークラブ「初夏の五月山おきがるハイキング」(2022年6月)

アドベンチャークラブ「初夏の五月山おきがるハイキング」

6月4日(土)、大谷和夫先生にご同行いただき、五月山ハイキングに行ってきました。3家族(子ども3名、大人4名)が参加しました。10 時に阪急池田駅に集合し、池田城跡から、五月山ハイキングコースにて短時間で秀望台まで登りました。青空の下、自然に囲まれて見た大阪の街の眺めはすばらしかったです。動物園ではアルパカ、ヤギ、ヒツジやエミューにエサをやったり、かわいいウォンバットを見ました。日が高くなるにつれて、少し暑さもありましたが、木陰でお弁当を食べてからは、大谷先生に子育てや進路について相談に乗っていただいたり、子どもたちの成長についてお話ししました。コロナでの中断を経て、久しぶりのアドベンチャー再開となりました。

【感想】

・空気が美味しかったし、楽しかったです。(中2Kくん)

・展望台まで坂道が続きすごく大変でしたが、久しぶりに体を動かし気持ちよかったです。動物園は初めて見る動物ばかりで、エサやりが少しこわかったです。(中2Hくん)

・大谷先生、皆さんのおかげで、自然や動物に触れて、とても楽しいリフレッシュの時間を過ごす事が出来ました。ほっとした表情で参加しているわが子を見て、久々にアドベンチャーに参加出来て、親子共に本当に良かった、と思いました。ありがとうございました!(中2Kくん保護者)

・約2年半ぶりのアドベンチャー。子どもたちは身体も大きくなり、何気ない言動に成長を感じる場面が多くありました。ハイキングでは、珍しいウォンバットや動物と戯れ、展望台からは、澄み切った青空と街並みの絶景を楽しみました。自然に囲まれた公園の開放的な空間で、のんびりと過ごすことができました。(中2Hくん保護者)

(2022年6月会報より)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ(2022年4月)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ

全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第94号が、ホームページにアップされました。最新号では、

・第21回公開フォーラム「発達障害のある人の教育から就業への移行~コロナ禍における変化~(仮)」案内

・2022年度特別支援教育支援員養成ビデオ講座受講生募集

・昨年末に行われた日本LD学会大会での親の会企画シンポジウム「LD等の発達障害児・者の家族への多様

なアプローチ~本人と家族を支える、包括的な支援のために~」報告

・青年の交流会およびオンライン交流会報告

などが掲載されています。全国LD親の会ホームページ→かけはし(機関紙) からダウンロードできます。

https://www.jpald.net/kakehashi/index.html

※おたふく会会員には6月会報に同封しています。

(2022年6月会報より)

総会特別企画「会員交流会」のご報告 (2022年5月)

総会特別企画「会員交流会」のご報告

5月29日(日)15時から16時30分までドーンセンター特別会議室にて、第32回総会に併せて、「会員交流会」が行われました。会場には小学生の保護者から青年の保護者まで14名が参加し、オンラインの方では大学生等グループの会員2名の計16名が参加しました。

コロナ禍ではなかなか会員が集い語る機会が減りましたが、会場では久々に幅広い年代の会員が集い談笑し、大変楽しいひと時を過ごすことができました。印象的だったことは、子どもの近い将来に最も必要なスキルは何なのかを先輩会員の体験談を聞いて、多くの参加者が頷き参考にしていたことです。また、おたふく会の子ども活動を通してお子さんの微笑ましい話も聞くことができ、親の会の良さを改めて感じました。

今回のような広い会場で多くの人が語る場では、オンライン参加者と会場とをつなぐことにいくつかの問題点が生じました。幅広い年齢層の会員と交流できる長所をハイブリッド形式でも活かせる工夫を考える良い機会になりました。

【参加者の感想】

〇会員交流会に参加させていただき、久しぶりにグループの枠を超えて多くの方のお話を聞くことができました。日々の生活の中では、どうしても目の前の細々とした子どものできないことや苦手なことに目が行きがちで、親として何から手をつければ良いのか悩むことも多いのですが、今回先輩会員の皆様から自立に向けて俯瞰した視点でのお話を伺うことができ、大切にすべきことが少し見えてきた気がします。貴重な機会をありがとうございました。 (小中G保護者)

〇発達障害のお子さんを持つ、先輩会員の方々のお話を聞いて、とても参考になりました。普段の子育てで心配していることについて、「うちはこうだったよ」とご自身の経験を教えて下さったので、イメージが湧きやすかったです。特に印象に残ったのは「就労継続には体力がとても大切」という言葉でした。学生のうちは目先の課題として学業等にばかり目が行きがちですが、体力づくりが全ての基盤になるのだと、改めて認識しました。このような機会を設けて下さり、ありがとうございました。 (小中G保護者)

〇通常のグループごとの交流会とはまた違い、長年おたふく会に所属の先輩会員の方々からの実体験に基づくお話を直接お聞きできて、新たな気づきをいただけました。私の子育てはまだまだこれからですが、これからも先輩方の様に明るくたくましく子育てを頑張っていきたいと思います。またこういった機会があると嬉しいです。ありがとうございました。 (小中G保護者)

〇色々な年代のお子さんのお母様方のお話が聞けて、大変勉強になりました。色々なことを乗りこえて来られた皆さんのお話は、説得力がありました。年代毎に心配事の内容も変化していくのだなぁと思いました。またこのような機会があれは嬉しいです。 (高大G保護者)

〇私は、大学生の保護者です。コロナ禍の中の入会者でした。入会したものの、なかなか直接会員の方々と交流がかなわない日々が続きましたが、少しずつおたふく会の交流を持つ機会ができたことに安心感が得られました。今回、初めて交流会に参加させて頂きました。会には、長年、会にいらっしゃる方々が多く、皆さん、お互いざっくばらんに打ち解けてられていて、座談会が始まった時は、戸惑いました。しかし時間と共に皆さんの話を聞くうちに、日頃は自分の子どもだけを見ていましたが、年齢、地域、学校様々な環境の話を聞けてお話しもでき、参加させて頂き本当に良かったです。普段、情報がなく子どもの新しい学生生活が始まり戸惑いの日々を過ごしていたので、保護者の方々の交流会は、とても貴重な機会だと思っています。ありがとうございました。 (高大G保護者)

〇おひとりおひとりの現状を詳しく聞けたのが良かったです。それぞれ違う親子のエピソードが、微笑ましくさえ感じました。我が子のこれまでを振り返り、これからを見通すきっかけにもなったように思います。 (青年G保護者)

〇久しぶりの会員交流会でした。所属グループを分けずに行い、実際にはもっと話したかったこと、聞きたかったことがあった方がいたかもしれません。本当に時間があっという間でした。成人になってある程度落ち着いて過ごしていますが、揺れ動く思春期のお話に当時を思い出し、パワフルな先輩方のお話に元気をいただき、やっぱり親の会っていいなと思いました。 (青年G保護者)

(2022年6月会報より)

2022年5月14日土曜日

日本LD学会2021年度 第30回大会(神奈川)報告(2021年12月)

日本LD学会2021年度 第30回大会(神奈川)報告

2021年12月10日(金)~12日(日)「LIFE, LOVE,LD-知の創造,情の共有から育むそれぞれのこれから-」をテーマに第30回日本LD学会が開催されました。今年度も昨年度から引き続きWebによるオンライン学術集会という形での開催となりました。学会参加申込は4287件で日本LD学会大会史上過最高だったそうです。

例年「おたふく会」では親の会懇親会やポスター展示担当などのお手伝いをしてきましたが、今年度は自主シンポジウムに参加しコロナ禍で実施可能だった活動の一つ「ペアレント・トレーニングの取り組み」を『コロナ禍の「親の会活動」としてのペアレント・トレーニング』として講演動画で話題提供しました。12月11日(土)13時から13時40分にZoomウェビナーによる質疑応答を行った様子を報告します。


指定討論者:柘植雅義先生(筑波大学人間系教授)

話題提供1:コロナ禍の「親の会活動」としてのペアレント・トレーニング

話題提供2:親の会におけるペアレント・トレーニングの取り組み~コロナ禍でサブリーダーを経験して~

話題提供3:ペアレント・トレーニングの取り組み~メンターとしての役割~


学齢期の子どもをもつ親の会会員を対象とし、日本ペアレント・トレーニング研究会の基本プラットフォームに基づいた内容で、全7回とフォローアップ回の実施の内、4回をオンラインと会場参加のハイブリッドでの開催となった様子を発表しました。12月11日Zoomウェビナーによる質疑応答では指定討論者の柘植先生から「親の会での実施がペアトレの包括的全体的なレビューになるか?」「親の会がペアトレを行う事の意義や成果は?」「ペアトレは教師としての専門性向上に貢献するか?」などの質問が寄せられました。Zoomウェビナーによる質疑応答ではとても緊張しましたが、あっという間に時間が過ぎ、もっとポイント絞って話せたら良かったなと思いました。

来年の開催は京都になっています。会員の皆さんからもより多く参加があると嬉しいです。 (Y)


私の方からは、「親の会におけるペアレント・トレーニングの取り組み~コロナ禍でサブリーダーを経験して~」と題して、会の紹介や過去に実施したおたふく会ペアトレも交えて、2020年度から今年度にかけて実施したおたふく会ペアトレでの運営側の視点で報告しました。「親の会のペアトレならでは…をぜひ紹介したい!」と思っていたのですが、日本LD学会大会という学術の場で大変緊張しました。

指定討論では柘植先生から「親の会がペアトレを実施することの成果」について聞かれ、「スケジュールを参加者中心に調整できる」「プログラムに加えてオプションをしやすい」「親の会活動の一環なので参加費が軽減できる」「参加者同士の長期のお付き合い」などの利点を挙げ、大変和やかな雰囲気の中で報告できました。多くを語りすぎてしまい、親の会がペアトレを行う意義についての時間が無くなってしまったことが反省点となりました。

親の会ペアトレでは、参加者が会員同士なので長期のお付き合いとなれるわけですが、柘植先生から「ペアトレ修了生のその後の追跡調査」についてもご提案いただいたので、10年前におたふく会ペアトレに参加していた会員に、ペアトレの効果についてまとめ、次にまた機会をいただけるようなら報告したいと思います。 (I) 

(2022年3月会報より)

全国LD親の会 第1回・第2回オンライン交流会感想(2022年1月)

全国LD親の会 第1回・第2回オンライン交流会感想

第1回は「2023年度予算要望に向けて」をテーマに、1月15日(土)19時から21時まで、前半にはミーティング、後半にはグループに分かれてざっくばらんな交流会が行われました。おたふく会からは2名が参加しました。

前半のミーティングでは全国LD親の会理事長から、文科省および厚労省に提出の来年度予算要望事項についての説明、日本LD学会大会の教育講演での文科省・厚労省報告についての解説などがありました。また、埼玉親の会「麦」が知事あてに提出された発達障害関係予算要望を参考に、各地域での要望活動や情報・意見交換が行われました。

新型コロナウイルスの影響により社会全体が非常に大きく動いている中、全国各地の親の会で情報を共有し、自分たちの住む地域で何が実現されているのかを把握し、各地の状況に合った要望活動をする必要性を、今回ミーティングでひしひしと感じました。おたふく会は、大阪府・大阪市の発達障がい児者支援体制整備の会議に委員として参画しており、毎年の総会後に報告があります。現状を理解でき大変参考になる絶好の機会ですので、会員の皆さんも出席し、地域の詳細な情報を収集されてはと思いました。

第2回は「コロナ禍における新年度の活動 について」をテーマに、3月12日(土)19時から21時までオンライン交流会が行われ、おたふく会からは2名が参加しました。

今回は事前にアンケートを実施、コロナ禍での親の会活動の現状や困っていること・工夫していることなどの情報をあらかじめ全て知ることができました。親の会全体で会員減、会員の高齢化、コロナ禍で活動を制限、役員のなり手不足などの現状の中で、やはりオンラインを活用した活動が多く聞かれました。また、感染者数のピークが過ぎると感染防止に努めながら対面での活動の良さを改めて実感できたとの報告も印象的でした。地域の親の会の取り組みがじっくり聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

第1回・第2回ともに、各親の会の役員が参加対象のオンライン交流会でしたが、全国各地の方々と話ができる良い企画なので、ぜひ役員以外の会員でも気軽に身近に交流できるように広がれば素晴らしいなと思いました。交流会を企画してくださった全国LD親の会の役員の皆さまに感謝です!ありがとうございました。

(2022年3月会報)

全国LD親の会編『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック 集団の生活編』のご案内(2022年1月)

全国LD親の会編『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック 集団の生活編』のご案内

全国LD親の会編『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック』、昨年かもがわ出版から発行されたⅰ)生活の基礎作り に引き続き、ⅱ)集団の生活編 がとうとう出版されました!

全国の親の会会員からの子育てエピソードがギュッとつまった楽しいヒントブックです!なんと今回は尾木ママ推薦の帯が!前回同様、とっても素敵なオススメ本です!

<シリーズ今後の予定>

ⅲ)世界を広げる ⅳ)ことばと学習 ⅴ) 家族・地域・保護者 みんなと繋がる

(2022年3月会報より)


ご存じですか? 寄贈図書について(2022年3月)

ご存じですか? 寄贈図書について

おたふく会では昨年末より、全国LD親の会発行の冊子・報告書や会に贈られる書籍をドーンセンター情報ライブラリーに寄贈申請しています。会で保管している発達障害関連の書籍を、おたふく会会員だけでなく多くの方々にご覧いただき、発達障害への正しい理解を進めるため行っています。

おたふく会活動などでドーンセンターにお越しの際には、2階情報ライブラリーにもぜひお立ち寄りください。

ドーンセンターHPの「情報ライブラリー」→「資料検索」で、「全国LD親の会」などのフリーワード検索していただくと、情報ライブラリーで蔵書している関連書籍や貸し出し状況が一目瞭然なので便利です!

※寄贈申請後、審査を経て書架に並ぶまでに数か月かかりますのでご了承ください。


<ドーンセンター情報ライブラリー>

開室時間 火曜日~土曜日…9時30分~21時30分 日曜日・祝日…9時30分~17時

※貸出・情報相談は閉室の10分前まで

休室日  ドーンセンター休館日・年末年始・毎月最終火曜日・特別資料整理期間


《ご報告》

柘植雅義先生より、ハンディシリーズ『発達障害支援・特別支援教育ナビ』(金子書房刊)を賜りました。

心よりお礼申し上げます。

(2022年3月会報より)

2022年4月2日土曜日

熊上崇先生を囲んでの懇談会を開催しました!(2021年11月)

熊上崇先生を囲んでの懇談会を開催しました!

11月7日(日)11時からドーンセンター中会議室にて、熊上 崇先生(和光大学教授、公認心理士、特別支援教育士SV)を囲んで懇談会を実施しました。熊上先生は以前、来阪の際におたふく会運営委員会にお立ち寄りいただいたことがあり、3年ぶり2度目の懇談となります。今回は、当日午後からの全国LD親の会・近畿ブロック研修会の前にお越しいただいて、参加者からの沢山の質問や相談にお答えいただきました。

懇談会参加者は、小学生から大学生の保護者のほか、懇談会前の運営委員会から参加していた青年の保護者の会員も加わり、15名参加の大変賑やかな会となりました。「そもそも“知能”ってナニ?」「検査結果は誰のもの?」のお話や、「K ABC-Ⅱ検査などの知能検査のお話、検査結果で得られた結果から子どもの長所や得意に注目し、日常生活・学校生活で活用するお話など、理論や事例など盛り沢山の内容をとてもわかりやすくお話しいただきました。

「子どもの“できていないこと” ばかりにどうしても目がいって、その都度指摘してしまい、本人だけでなく親自身もツラい…。」感じになりがちですが、子どもの「得手・不得手」を普段からしっかりと把握し、子どもの得意を活かして親も子も楽しく過ごせるようになるといいなとつくづく思えた懇談会でした。 (I)

(2021年11月会報より)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ(2021年9月)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ

全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第93号が、ホームページにアップされました!最新号では、

『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック』生活の基礎作り編』発行のご案内 のほか、第20回全国LD親の会公開フォーラム報告、全国会員の子どもの構成調査、青年の交流会案内、要望書提出などが掲載!ぜひご覧ください。全国LD親の会ホームページ 全国LD親の会(JPALD) →かけはし(機関紙)  全国LD親の会 会報「かけはし」|全国LD親の会(JPALD) からダウンロードできます。

※おたふく会会員には9月会報に同封、発送しています。

(2021年11月会報より)

2022年3月30日水曜日

設立30周年記念事業完了のお礼とご報告(2018年度~2021年度)

ご協力本当にありがとうございました!!

設立30周年記念事業完了のお礼とご報告

おたふく会設立30周年記念事業に際し、皆様からさまざまなご協力を頂き本当にありがとうございました。

新型コロナウイルスにより「今まで通り」とはいかなくなった中での記念事業実施は、NPO法人全国LD親の会はじめ皆様のお力添えなしには進めることはできませんでした。心より感謝申し上げます。

なお公開フォーラムの詳細な報告につきましては、全国LD親の会発行「かけはし」93号   https://www.jpald.net/kakehashi/index.html に掲載されていますので、ぜひご覧ください!公開フォーラム等の会計報告につきましては、来年度の総会にて報告致します。

<設立30周年記念事業のおもな活動記録>

<事業1>

第20回全国LD親の会公開フォーラム&大阪LD親の会「おたふく会」設立30周年記念企画

発達障がい児の育ちと学びを支える~家庭と教育と福祉の連携・協働に必要なこと~

2018年度 今後のスケジュール・講演内容等検討(のちに新型コロナウイルスの影響により大幅に変更)

2019年度 全国LD親の会とのコラボレーションに決定

2020年度 新型コロナウイルスの影響により無観客(オンライン)での開催形式に決定

      チラシ制作依頼

2021年度 関係各所へチラシ配布

                公開フォーラム開催(オンライン形式)

<事業2>

別冊「おたふく」設立30周年記念号発行

2018年度 記念号掲載内容検討

2019年度 エピソード、年表へのコメント募集開始

2020年度 編集作業開始

2021年度 別冊「おたふく」設立30周年記念号発行

≪お礼≫

チラシ制作には、就労移行支援事業所ディーキャリア天王寺オフィス様、

過去の会報のデータ化には、(有)奥進システム様にご協力いただきました。

会報でおなじみのデザインで記念号を作成しました!

(2021年9月会報より)

第20回全国LD親の会公開フォーラム&大阪LD親の会「おたふく会」設立30周年記念企画(2021年6月)

第20回全国LD親の会公開フォーラム&大阪LD親の会「おたふく会」設立30周年記念企画

発達障がい児の育ちと学びを支える~家庭と教育と福祉の連携・協働に必要なこと~

日時:(リアルタイム配信)2021年6月27日(日)10:20~16:30

   (録画配信)    同年6月28日~7月19日

リアルタイム配信会場:  ドーンセンター大会議室1

参加:一般73名・会員101名

プログラム:

基調講演  「多様なニーズのある子どもの理解と支援について-効果的な関係機関との連携・協働をめざして-」

 小田浩伸氏(大阪大谷大学教育学部長教授・特別支援教育実践研究センター長)

ミニ講演① 「個別の教育支援を本気で支える多職種協働へ」-家庭と学校生活で守り育むライフスキルと作業療法-

 辻薫氏(大阪人間科学大学保健医療学部教授・特別支援教育士SV)

ミニ講演② 「特別な教育ニーズについて学校教育と言語聴覚士の協働の在り方」

 北村あかり氏(言語聴覚士・特別支援教育士)

ミニ講演③ 「特別支援教育について、学校現場の現状と対応」

 庄司真人氏(臨床心理士・学校心理士・特別支援教育士・法華寺住職)

ミニ講演④ 「連続性のある支援を目指して~教育と福祉をつなぐ~」

 黒田尚美氏(スクールソーシャルワーカー・社会福祉士・特別支援教育士・公認心理師)

パネルディスカッション:「福祉医療専門職からの提言」

 ファシリテーター 松久眞実氏(桃山学院教育大学人間教育学部教授)

 パネラー     上記ミニ講演の先生方


6月27日リアルタイム配信(パネルディスカッション)の様子

(写真左から)

全国LD親の会理事長

松久眞実先生

辻薫先生

北村あかり先生

黒田尚美先生

庄司真人先生


(2021年9月会報より)

保護者による家庭と教育と福祉の連携・協働を考える座談会(2021年8月)

保護者による家庭と教育と福祉の連携・協働を考える座談会

 8月8日(日)10時からドーンセンター中会議室3にて、保護者による家庭と教育と福祉の連携・協働を考える座談会を開催しました。参加は10名(会場6名・オンライン4名)でした。

 去る6月27日に行われた全国LD親の会公開フォーラム&大阪LD親の会「おたふく会」設立30周年記念企画「発達障がい児の育ちと学びを支える~家庭と教育と福祉の連携・協働に必要な事」では、コロナ禍の中、オンライン講演会という形で広く啓発活動を行った訳ですが、「専門家にお話しいただいてそれぞれ感想を述べて終わり…」ではなく、保護者である私たちも意見や考えを話し合いたいと思い、急遽、おたふく会瓦版にて座談会への参加を募集し開催した次第です。

 当日は大変多くの話題であっという間の2時間でした。ご参加いただいた皆様、貴重なご意見やお話をありがとうございました。行政や関係機関の会議等で提言できるよう、今回の公開フォーラムや座談会での意見を今後まとめていきますが、座談会での話題の一部を以下に掲載し、ご報告します。

(もっと知ろう…学校と家庭とをつなぐ取組み)

●今回の企画の段階で「トランアングル・プロジェクトって何?」とか「SSWとかSCは何やってんの?」みたいな感じだったので、改めて調べました。ST、OT、SC、SSWの先生方に講師に来ていただいて、学校と保護者を「つなぐ」ことに関する取り組みを聴かせてもらって本当に良かったなぁと思いました。

(どの地域でも専門家に相談できるように…)

●今回のフォーラムのテーマである「連携」については行政関係の会議でも議題に挙がる項目です。全国の学校にOT・ST・SC・SSWなどの福祉専門家をどれだけ配置できるか、国や地方自治体の事業としてすごく重要だと思います。また人員確保の面では、子どもの発達がわかっている福祉専門家がどこの地域の学校でもカバーできるようにするには、都道府県の各士会が受け皿として機能する体制が必要だと思います。

増えるといいね!専門家との連携)

●講演を聞いた後、書字困難がある小学生のお母さんに「OTの学校への派遣」を薦めてみました。支援級の先生との懇談会に私も相談支援専門員として同席しOTの学校への派遣について説明すると、校長先生につないでくれたので、フォーラムのチラシや作業療法士会のHPからプリントアウトした「相談事例」を渡しました。そんなふうにつなげることもできるんだなぁ、そういう実績をつくってほかのところでもどんどんやってもらえたらいいなぁと思います。

(家庭と学校を「つなぐ」には?)

●今は学校に行かない道もありいろいろ充実してきて、逆に迷うというか…。情報を集めて自分の子に何が本当にいいのか決めるのが大変な時代になっている気がしなくもないようで、子どもをとりまく環境も格差が開いているように思う。

(全ての子どもがデジタル端末を使えるように…)

●<ICT支援員についての話題で…>「学校への支援」という位置付けから「子どもの学びを支援する」という形に変えていかないといけない。ICT支援員が授業に入ることで、支援が必要な子が苦手とする部分にICTが活用されたらと思う。先生にICTを活用する知識を得てほしいので、ICT支援員も支援体制に加わってほしいが、まだまだそこまでいっていない。地域格差もある。だからこそ、しっかり言っていかないと現状からなかなか変えられない。

(学校で働く福祉専門家も一緒に)

●「チーム学校」の内容を充実させるということは有効だと思います。学校という教育現場に携わる人たちの中で教員以外の専門家がかかわることが日本ではすごく少なくて、学校の運営のことなども教員がやっています。そういった教員の忙しさをどうにかしていこうということもあり、「チーム学校」をもっと充実させてしっかり推進してほしいですね。

(校長先生、よろしくお願いします!)

●困っている子どもに近くて、状況をみてこれは専門家につなげなあかんなぁって判断しやすいのは保健室の先生やなと思う。でも外部専門家を巻き込めるのは校長やし、お金の問題もあるし、校長が言わないと専門家も来てくれへんから、校長の役割は大きいかなと思う。管理職研修でやってもらえるように、教育委員会にこちらから働きかけるのが大事かも。

(2021年9月会報より)

成年後見についての勉強会感想(2021年7月)

成年後見についての勉強会感想

7月18日(日)10時からオンラインで、NPO法人障がい者・高齢者市民後見STEP代表理事 竹村哲也氏を講師に招き、勉強会を開催しました。10名の参加があり、成年後見制度など相続や財産管理に関する制度について、具体例を交えてわかりやすくお話しいただきました。以下は参加者の感想です。

*知らなかった内容を沢山お伺いすることができ、とても勉強になりました。親のこと、子どものこと、将来について漠然と思っているだけでなく、真剣に向き合って考える良い機会になりました。

*任意後見と法定後見の違いをわかりやすく説明して頂けて、よかったです。目先のことにおわれて、将来のことは、ついつい後回しになっているのですが、事前に、しっかりと考えて、対策をしておかなくては、いけないことがよくわかりました。

*親の私がまだ若い今のうち、子どもが小さいうちに、色々知っておくべきと感じました。ただ子どもが成人後この制度を受け入れない可能性もあることから、そこもふくめて色々考えていかないといけないと、感じました。

*勉強会で被相続人の財産と債権の確認と、死亡日から10か月以内に相続税の納金を済ませないといけないことを聴いて、親の財産のことを把握できていない私は勉強会の冒頭から慌ててしまいました。何とも気楽な話ですが、こういう人も結構多いのではないのでしょうか?講義を聴きながら何度も「親がしっかりしているうちに訊いてみよう。」とか、「今度きょうだいが集まったら言ってみよう。」と思うことがたくさんありました(普段から話しやすい実家の方はまだ安心なのですが、ダンナの方は…)。息子のことをそっちのけで聴いてしまいましたが、本当に勉強になりました。

*親亡き後を心配する会員さんは多いと思いますし、ましてや私のように高齢の親にとっては切実なことです。ところが以前エンディングノートの書き方の講習会に参加したのにもかかわらず数行書いて留まってしまっている。そんなことではダメだと自分に活を入れるため今回の勉強会に申し込みました。「安心して年をとるためにもちゃんと備えをして行こう!」とあらためて思った次第です。

*成年後見の実際について丁寧にかつ的確に教えてもらえました。講義後の質問にも真摯に対応していただき、我が家の場合はどうするべきなのかというイメージが膨らみました。親が子どもたちに残す財産の配分が入った遺言書の作成や、公証役場にて遺言書を確定するなどの手続きも確認できました。何より講師の先生の優しさが溢れている講義内容や質疑応答に触れ、世の中には素晴らしい人がいらっしゃるのだと感じるひとときでした。

*最新の情報を教えていただき、時々勉強し直す必要があると改めて感じました。報告書作成は専門家が慣れているのでしょうが、本人のために動いてくれるのかの不安があります。市民の立場での支え合いを実践されているのは素敵だと思いました。

(2021年9月会報より)

全国LD親の会編 『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック』のご案内(2021年8月)


全国LD親の会編『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック』のご案内

6月会報にチラシを同封しました全国LD親の会編『発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック 生活の基礎づくり編』がとうとう出版されました!全国の親の会会員からの子育てエピソードがギュッとつまった楽しいヒントブックです!

(2021年9月会報より)

 



2022年2月28日月曜日

第31回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶(2021年6月)

 第31回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶

第31回大阪LD親の会「おたふく会」総会につきましては、令和3年6月6日オンラインにて開催いたしました。2020年度活動報告および決算報告、2021年度の役員・運営委員案・活動方針と計画、予算案への各提案について、ご意見ご質問を受け付け、承認可決されましたことをご報告いたします。

代表挨拶

2021年度 おたふく会代表 溝上 久美子

「おたふく会」の活動にご理解、ご協力をありがとうございます。

2021年度も引き続き代表をさせていただくことになりました。会員のみなさま、運営委員のみなさまのご協力のおかげでなんとか務められております。本当にありがとうございます。至らない点が多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。


今年の総会も、COVID-19感染症対策の緊急事態宣言が期間延長となり、会場開催ができずに、オンラインにておこなうことになりました。

オンラインで久しぶりにお顔が見れたり、声が聞けた方がおられたことは嬉しくもありました。しかし、当日の出席を予定されていた方の中には、オンラインでの参加が難しい方もおられたと思います。大変申し訳ありませんでした。

決算報告を見ると、会場を使っての活動がほとんどできませんでした。アドベンチャークラブ、青年活動、会員交流会等の再開を楽しみにしているという声もお聞きしています。

また、成果としてはホームページのリニューアルができたほか、ペアレント・メンター活動、運営委員会などをオンラインで開催し、移動時間の負担が減って参加しやすかったという声もいただいています。LD学会をはじめ、いろいろな講演等を家から動画視聴できるようになりました。視聴環境が整わない方にも、得られた情報等を共有できるよう工夫していきたいと思います。

今年度も、ワクチン接種が進む等感染のリスクが下がることによる集合活動の再開や、新しい生活様式に合わせた会の活動を模索していきたいと思います。

会計については、会費の負担が大きいという退会者の声もありました。活動できなかったことで、様々な支出が減り、繰越額が増えてしまいました。2021年度は継続会費の値下げをさせていただきましたが、2022年度についても状況を見ながら検討が必要だと考えています。

まだ先のことのように思えていたNPO法人全国LD親の会と共催の30周年記念フォーラムも、会報が届く頃には、無事終了していることと思います。こちらもオンラインでの開催となりました。会員の声を集めた全国LD親の会の子育てヒントブックも出版されます。

会員のみなさまにおかれましては、活動に対するご意見やご要望をぜひお寄せください。また、今後とも無理のない範囲で会の活動にご参加、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2021年6月会報より)

ホームページをリニューアルしました!(2021年4月)

 ホームページをリニューアルしました!

LD親の会「おたふく会」ホームページ (otahuku.net)

この度おたふく会ホームページを、スマホやタブレットでもより使いやすく、より分かりやすいページ構成にするため全面リニューアルを行いました(なんと13年ぶり!)。

お知らせや会報『おたふく』WEB版なども随時発信しますので、ぜひご覧ください。

今後も引き続き使いやすいサイトを目指して内容の充実を図って参ります。よろしくお願いします。

(2021年6月会報より)


おたふく会設立30周年記念号 アンケートお礼(2021年4月)

 おたふく会設立30周年記念号 アンケートお礼

4月にお送りしました別冊『おたふく』設立30周年記念号のアンケートでは、会員の皆さまからいろいろな感想等が届きました。「楽しく拝読しました。諸先輩方の行動力に頭が下がる思いです。」「入会して数年ですが、おたふく会のこれまでを知る事ができて嬉しかった。」といった感想のほか、年表に掲載した一言コメントの追加や、会の活動とご自身の子育てとを重ねたエピソードなどもお寄せいただきました。本当にありがとうございました。

アンケートは期限がありませんので、記念号をお読みになった際に「思ったこと」「思い出したこと」をご記入いただき返送ください。貴重な記録として、今後もおたふく会の歴史に綴っていきたいと思います。           

30周年事業企画委員会一同

(2021年6月会報より)

全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ(2021年6月)

 全国LD親の会『かけはし』最新号のお知らせ

全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第92号が、ホームページにアップされました。最新号では、「第20回公開フォーラムのご案内」「第19回公開フォーラム報告」「2021年度特別支援教育支援員養成ビデオ講座」などのお知らせのほか、全国LD親の会と所属の会によるデジタル化への取り組みも紹介されています。

全国LD親の会ホームページ→かけはし(機関紙) からダウンロードできます。

全国LD親の会 会報「かけはし」|全国LD親の会(JPALD)

※おたふく会会員には6月会報に同封しています。(2021年6月会報より)

2022年1月31日月曜日

全国LD親の会オンライン研修会感想(2020年11月)

 全国LD親の会オンライン研修会感想

11月21日(土)、全国LD親の会が実施した「新型コロナウィルス感染症対策による生活状況アンケート」をもとに、緊急事態宣言中や解除後の課題について会員同士で話し合いが行われました(詳しい内容については、全国LD親の会の会報『かけはし』第91号をご覧ください)。おたふく会からは、会場に3名・オンラインで1名が参加しました。

《参加者の感想》 ※文末の( )は所属グループ

〇今年はZoomを使ったオンラインでの開催ということもあり、初めて参加させていただきました。初めてと言う事もあり緊張していましたが、和やかな雰囲気の中参加させていただきました。会の途中から、5人程の小さなグループに分かれてのワークがあり、全国各地の比較的子どもの年齢が近いメンバーでグループ分けがされていました。コロナ禍の一斉休校時の各学校の対応や、休校中の家庭での様子などについて意見交換をし、学校の対応に地域によってかなりの違いがある事も知りました。全国の方のお話をこの様に直接お聞きすることが出来たり、また自分の地域の情報を発信し共有していただけたと言う事は、とても有意義で良い刺激を受けました。貴重な機会を有難うございました。今回はZoomでの参加でしたが、機会がありましたらぜひリアルでも参加してみたいと思いました。(小G)

〇研修会のみ会場参加させていただきました。いつもの顔ぶれだったのでコロナ関連の話題以外も和気あいあいと話し合いができ、お勤めをされている成人のお子さんの話題は大変参考になりました。ありがとうございました。(大G)

〇ドーンセンターに行って、コロナ禍での子どもの様子のアンケート結果を見て、グループで子どもの様子などを話し合いました。私たちはわりによく知っているメンバーでの現地グループだったのですが、全国と同じ所属グループで横断的につながるということは今までなかったので、「新しい様式」だなぁと感じました。自宅に帰ってからオンライン飲み会にも参加させていただき、楽しかったです。IT化が一気に進んだことを実感しました。(青G)(2021年3月会報より)


薬剤師によるお薬勉強会感想(2021年2月)

 薬剤師によるお薬勉強会感想

2月7日(日)13時からお薬についての勉強会が行われ、小学生から青年の保護者まで会員9名が参加しました。当初は、会場とオンラインでの勉強会を予定していましたが、今年度2度目の緊急事態宣言によりオンラインのみの勉強会となりました。講師に、一般の方向けのお薬飲み方指導だけでなく、障がいのある方への訪問薬剤管理指導や、幼稚園・小学校・中学校などの学校薬剤師として薬物やお薬教育もされてきたカンエ薬局薬剤師・松本朋子氏をお招きしました。勉強会では基本的なお薬の服用に関するお話のあと、発達障がいや精神障がいに関わるお薬のお話など、盛り沢山の内容で講義していただきました。

《参加者の感想》 ※文末の( )は所属グループ

〇息子は服用していませんが、今後服用を考える時期が来た場合を考え参加させていただきました。今まで何となく知っていた情報も、改めて専門の方からのお話をお聞きする事ができ大変勉強になりました。また以前よりもお薬に対する恐怖心が軽減された様にも思います。貴重な機会を有難うございました。(小G)

〇薬剤師さんは忙しいイメージがありましたが、午後の忙しくない時間帯なら質問もできそうなので、これからはその時間に行き、不明点は質問したいと思いました。(小G)

〇お薬で留意する基本や説明書の理解、抗精神薬の使い分けの理由などを知れて良かったです。どの薬局でも処方された以外のお薬について、他の選択肢の参考になる予備知識のようなお話はしてもらえないので、貴重な機会となりました。ありがとうございました。(小G)

〇最近は処方箋に色々と注意が書いてあるので何も考えずにボーッとそれに従っていた為、服用の際の基本的なことですらすっかり抜けていたことを痛感しました。勉強会で先生の講義を聴きながら改めて「気をつけよう。」と反省しながら勉強させていただきました。発達障がい等に関わるお薬を我が家はお世話になっていないのですが、いざという時や不安に思うようなことが起きたときには薬剤師さんのもとに相談に行こうと思います。本当に勉強になりました。ありがとうございました。(大G)

〇お薬勉強会では、わかっているけど、ついついやってしまいがちなことを見直したり、新しい薬と以前からある薬の違いを学んだり、短い時間にたくさんの情報が盛り込まれていて、勉強になりました。訪問薬剤師がもっとたくさん増えて、身近な支援者となってもらえたら嬉しいなと思います。質問にも丁寧に答えていただき、本当にありがとうございました。(青G)(2021年3月会報より)

全国LD親の会設立30周年記念事業 第19回公開フォーラム 「共生社会における多様なコミュニケーション~発達障害児者が社会とつながるために~」感想(2021年2月)

 全国LD親の会設立30周年記念事業 第19回公開フォーラム

「共生社会における多様なコミュニケーション~発達障害児者が社会とつながるために~」感想

 2月21日(日)9:40から16:00までZoomによる配信に、おたふく会からは6名が申込みをしました。今回は、社会とつながる方法や互いに認め合うためのコミュニケーションとは何かについて、大変興味深いお話を聴くことができました。

《参加者の感想》 ※文末の( )は所属グループ

〇どの部門もとても勉強になりましたが、その中でもアーティストのAjuさんのお話や、永浜先生のお話がとても印象に残りました。(小G)

〇講演を聞く前は、ユニークで恵まれた才能をお持ちの若者たちのお話を楽しみにウキウキしていたのですが、現在のご活躍に至るまでの紆余曲折とともに、人との関係を大切にされていることを感じて、本当に頼もしく思いました。可能性や未来を感じる講演、ありがとうございました。(大G)

〇出会いの素晴らしさ、そしてお二人の関係性にはとても興味が湧きました。私も息子と、お二人の様な関係を築いていけたらと思いました。貴重なお話をありがとうございました。お二人の若く素晴らしい才能を持つ方のお話は、小さな頃から様々な苦労を重ねての「今」であることを教えてくれました。支援者となる人との出会いで、人生が本当変わっていくのだなと。今辛い思いをしている人にも届くといいなと思います。信じて見守ることが大切ですね。(青G)

〇リモートはつい自宅での受講という事で気が散りがちです。ですが今回のフォーラムは成人期の本人に焦点を当てての内容が多かったので興味深く集中して受講することができました。発達障がいのことが知られていない時代とは言え親が障がいを知らず、本人に自己肯定感や自己効力感を持たせるように育ててあげられなかった事を後悔する日々です。フォーラムを受講してそれらをどのように高めるために今からでもいろんな成功体験をさせようと思いました。そして遠くない将来の親亡き後、娘自身がどのように助けを求めるかを教えていきたいと思います。(青G)

〇「発達障がい者が社会から孤立せずにつながるためには…という問いへ」 、大曲さんも言われていたように、何十年も前に比べると、発達障がいについて「社会」全般にある程度の認識が広まったのは確かだが、「そういう人はどこにでも居る」という前提はありながら、それぞれの場(小さな「社会」)での具体的な理解啓発はそれほど進んではいないように思える。西村さんの講演の中で、ある当事者のトラブルがきっかけで施設の取り組みとして警察との交流が行われた例が紹介されたが、まったく同様の話を知っていて、わたしはその人が働くB型事業所に同様の取り組み(事業所に警察官に来て話してもらう)を提案したが、さまざまな課題(時間的、人員的、運営的、経済的)により実現しなかった(具体的にはその啓発活動の時間の利用者の作業や工賃やスタッフの配置や時間給はどうなるのか等)。限られたある人ある所の熱意や頑張りに頼っていては、なかなか点が線や面にはならない。公的な援助や指導など事業所や支援者にとっての動機づけが必要と思う。教育分野や福祉分野、労働分野においてもしかり。社会全般的な上からの「啓発」とともに、すそ野からの具体的・実践的な個別の「社会」における活動が、そしてそれを行ないやすくするための行政や制度上の「支援」(予算)がまだまだもっと必要。永井さんが言われていた「中間の働き方」の実現への働きかけなど、まだまだ親の会の役目やその活動の意義があるのだと思う。(青G)(2021年3月会報より)

全国LD親の会発行『かけはし』最新号のご案内(2021年3月)

 全国LD親の会の会報『かけはし』最新号(第91号、2020年12月22日発行)が、ホームページにPDFで掲載されました。最新号では、「コロナ禍における親の会の活動」「日本LD学会大会 親の会企画シンポジウム」「新型コロナウィルス感染症対策による生活状況Webアンケート」「全国会員の子どもの構成調査」「令和3年度予算要望書(文科省・厚労省に提出)」などの報告が掲載されています。ぜひご覧ください。

過去の会報『かけはし』も下記URLからダウンロードできます。

https://www.jpald.net/kakehashi/index.html 

※おたふく会会員には3月会報に同封しています。(2021年3月会報より)