2019年1月23日水曜日

おたふく会総会特別企画講演会報告「発達障害の二次障害と問題行動~その対応と支援について家族ができること~」(2018年5月)


おたふく会総会特別企画講演会 報告
発達障害の二次障害と問題行動
~その対応と支援について家族ができること~


日時:2018527日(日)午後200400(開場130
会場:ドーンセンター4階 大会議室3
講師:籔内 秀樹 氏(大阪少年鑑別所 地域非行防止調整官)

今回の特別企画の参加人数は、会員48名・一般14名・計62名で、会場は大変盛会となりました。
 大阪少年鑑別所 地域非行防止調整官の籔内秀樹先生にお越しいただき、知的・発達的偏りと問題行動、少年の鑑別、発達的偏りのある少年への支援、対人関係・性に関する指導・支援、そして少年鑑別所の行う地域援助業務についてと、幅広い内容をとてもわかりやすくお話いただきました。
 沢山の少年の更生に携わってこられた先生のお話おひとつおひとつに、先生の少年たちを思う暖かい眼差しと、溢れんばかりの愛情を感じ、時折涙があふれそうになりました。
講演の最後には、「忘れないでほしい三つの視点」として、焦らずに子どもの前に居続けること、子どもをほめ自分をほめてやること、一人で悩まず支援者や仲間を作ること、と締めくくられてました。
この三つの視点を忘れずにこれからも、親としてできること、支援者としてできることをやり続けていこうと思わせていただきました。貴重なお話を本当にありがとうございました。
(20186月会報より)