2022年9月24日土曜日

総会特別企画「会員交流会」のご報告 (2022年5月)

総会特別企画「会員交流会」のご報告

5月29日(日)15時から16時30分までドーンセンター特別会議室にて、第32回総会に併せて、「会員交流会」が行われました。会場には小学生の保護者から青年の保護者まで14名が参加し、オンラインの方では大学生等グループの会員2名の計16名が参加しました。

コロナ禍ではなかなか会員が集い語る機会が減りましたが、会場では久々に幅広い年代の会員が集い談笑し、大変楽しいひと時を過ごすことができました。印象的だったことは、子どもの近い将来に最も必要なスキルは何なのかを先輩会員の体験談を聞いて、多くの参加者が頷き参考にしていたことです。また、おたふく会の子ども活動を通してお子さんの微笑ましい話も聞くことができ、親の会の良さを改めて感じました。

今回のような広い会場で多くの人が語る場では、オンライン参加者と会場とをつなぐことにいくつかの問題点が生じました。幅広い年齢層の会員と交流できる長所をハイブリッド形式でも活かせる工夫を考える良い機会になりました。

【参加者の感想】

〇会員交流会に参加させていただき、久しぶりにグループの枠を超えて多くの方のお話を聞くことができました。日々の生活の中では、どうしても目の前の細々とした子どものできないことや苦手なことに目が行きがちで、親として何から手をつければ良いのか悩むことも多いのですが、今回先輩会員の皆様から自立に向けて俯瞰した視点でのお話を伺うことができ、大切にすべきことが少し見えてきた気がします。貴重な機会をありがとうございました。 (小中G保護者)

〇発達障害のお子さんを持つ、先輩会員の方々のお話を聞いて、とても参考になりました。普段の子育てで心配していることについて、「うちはこうだったよ」とご自身の経験を教えて下さったので、イメージが湧きやすかったです。特に印象に残ったのは「就労継続には体力がとても大切」という言葉でした。学生のうちは目先の課題として学業等にばかり目が行きがちですが、体力づくりが全ての基盤になるのだと、改めて認識しました。このような機会を設けて下さり、ありがとうございました。 (小中G保護者)

〇通常のグループごとの交流会とはまた違い、長年おたふく会に所属の先輩会員の方々からの実体験に基づくお話を直接お聞きできて、新たな気づきをいただけました。私の子育てはまだまだこれからですが、これからも先輩方の様に明るくたくましく子育てを頑張っていきたいと思います。またこういった機会があると嬉しいです。ありがとうございました。 (小中G保護者)

〇色々な年代のお子さんのお母様方のお話が聞けて、大変勉強になりました。色々なことを乗りこえて来られた皆さんのお話は、説得力がありました。年代毎に心配事の内容も変化していくのだなぁと思いました。またこのような機会があれは嬉しいです。 (高大G保護者)

〇私は、大学生の保護者です。コロナ禍の中の入会者でした。入会したものの、なかなか直接会員の方々と交流がかなわない日々が続きましたが、少しずつおたふく会の交流を持つ機会ができたことに安心感が得られました。今回、初めて交流会に参加させて頂きました。会には、長年、会にいらっしゃる方々が多く、皆さん、お互いざっくばらんに打ち解けてられていて、座談会が始まった時は、戸惑いました。しかし時間と共に皆さんの話を聞くうちに、日頃は自分の子どもだけを見ていましたが、年齢、地域、学校様々な環境の話を聞けてお話しもでき、参加させて頂き本当に良かったです。普段、情報がなく子どもの新しい学生生活が始まり戸惑いの日々を過ごしていたので、保護者の方々の交流会は、とても貴重な機会だと思っています。ありがとうございました。 (高大G保護者)

〇おひとりおひとりの現状を詳しく聞けたのが良かったです。それぞれ違う親子のエピソードが、微笑ましくさえ感じました。我が子のこれまでを振り返り、これからを見通すきっかけにもなったように思います。 (青年G保護者)

〇久しぶりの会員交流会でした。所属グループを分けずに行い、実際にはもっと話したかったこと、聞きたかったことがあった方がいたかもしれません。本当に時間があっという間でした。成人になってある程度落ち着いて過ごしていますが、揺れ動く思春期のお話に当時を思い出し、パワフルな先輩方のお話に元気をいただき、やっぱり親の会っていいなと思いました。 (青年G保護者)

(2022年6月会報より)