全国LD親の会 第1回・第2回オンライン交流会感想
第1回は「2023年度予算要望に向けて」をテーマに、1月15日(土)19時から21時まで、前半にはミーティング、後半にはグループに分かれてざっくばらんな交流会が行われました。おたふく会からは2名が参加しました。
前半のミーティングでは全国LD親の会理事長から、文科省および厚労省に提出の来年度予算要望事項についての説明、日本LD学会大会の教育講演での文科省・厚労省報告についての解説などがありました。また、埼玉親の会「麦」が知事あてに提出された発達障害関係予算要望を参考に、各地域での要望活動や情報・意見交換が行われました。
新型コロナウイルスの影響により社会全体が非常に大きく動いている中、全国各地の親の会で情報を共有し、自分たちの住む地域で何が実現されているのかを把握し、各地の状況に合った要望活動をする必要性を、今回ミーティングでひしひしと感じました。おたふく会は、大阪府・大阪市の発達障がい児者支援体制整備の会議に委員として参画しており、毎年の総会後に報告があります。現状を理解でき大変参考になる絶好の機会ですので、会員の皆さんも出席し、地域の詳細な情報を収集されてはと思いました。
第2回は「コロナ禍における新年度の活動 について」をテーマに、3月12日(土)19時から21時までオンライン交流会が行われ、おたふく会からは2名が参加しました。
今回は事前にアンケートを実施、コロナ禍での親の会活動の現状や困っていること・工夫していることなどの情報をあらかじめ全て知ることができました。親の会全体で会員減、会員の高齢化、コロナ禍で活動を制限、役員のなり手不足などの現状の中で、やはりオンラインを活用した活動が多く聞かれました。また、感染者数のピークが過ぎると感染防止に努めながら対面での活動の良さを改めて実感できたとの報告も印象的でした。地域の親の会の取り組みがじっくり聞くことができ、大変有意義な時間となりました。
第1回・第2回ともに、各親の会の役員が参加対象のオンライン交流会でしたが、全国各地の方々と話ができる良い企画なので、ぜひ役員以外の会員でも気軽に身近に交流できるように広がれば素晴らしいなと思いました。交流会を企画してくださった全国LD親の会の役員の皆さまに感謝です!ありがとうございました。