~発達障害のある思春期の子どもの性的行動について~保護者向け勉強会・交流会
令和6年12月8日(日)10時からドーンセンター中会議室で行いました。講師は、障害児者の性行動について研究されている兵庫県立大学の飯田一史先生と、兵庫県立大学看護学研究科の木原彩子氏にお願いしました。
飯田先生からは「文献調査からみた障害児者sexualityの実態について」お話しいただき、木原氏からは「フィンランドの子どもの様子」「中学校における性教育の実際について」元中学校養護教諭のご経験談もふまえ、障害児者の性行動について学びました。参加者は15名(会員14名、一般1名) でした。交流会では、人権教育こそが性教育だったという勉強会での気付きや実際の心配事、私たち親が学ぶことなどについて話し合いました。
参加者の満足度は高く、今後も年に一回の開催を希望する声が多く寄せられました。講師の先生方に改めてお礼を申し上げます。
【参加者の感想 (抜粋)】
・息子が思春期になり、母親の私にはなかなか学校や周りのママ友に聞きにくい話題でした。初めて話せたことも多く参加させていただき大変勉強になりました。
・先生方の講義で「性の問題は1人ひとりの人権の問題である」ということを実感しまた。父親会員の方の発言や、女子の母親の立場からのお話も聞くことができ、気づくことが大変多かった1日でした。
・気になっていたけど自分から人に聞くのはハードルが高く先送りにしてきた。おかげで話を聞けて良かった。私自身もっと勉強をしなくてはと思った。企画と先生方に感謝。
・性教育に関して勉強することが少なく貴重な機会となりました。
・学校で教えてもらえないから分からないので、もっと深堀りして知りたいと思った。
(2025年3月会報より)