2025年2月28日金曜日

第1回 障害者就労関連機関見学会 「大阪障害者職業センター」の報告(2024年8月)

 第1回 障害者就労関連機関見学会

「大阪障害者職業センター」の報告

 8月1日(木)14時30分から16時にかけて、大阪障害者職業センター(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 大阪支部 大阪障害者職業センター)の見学をさせていただきました。参加は会員5名と会員の子ども1名の計6名でした。センターが定期的に行っている説明会と同様のお話(就職相談、職業能力等の評価、職場適応の援助、職場復帰支援、ジョブコーチの派遣等)のほかに、発達障害のある方の職場での困りと支援がわかりやすい動画も視聴することができました。訓練室などの見学のあと、参加者からの個別の質問にも1つ1つ丁寧にお応えいただくことができました。

 大阪府には南大阪支所(堺市の中百舌鳥駅近く)もあって、地域的に南部(大阪市南部の区以南)の人は、職業相談、職業評価、計画の策定のところまでは南大阪支所で受けることになっています。詳しいパンフレットなどを数部いただいてきていますので、興味のある方は運営委員会で受け取ってください。

【参加者の感想】

・この度は貴重な機会をありがとうございました。大変勉強になりました。子どもに早めに一度行って見てほしい、とおもいながら、でもやはり本人の意志で来ることが必要だろうなとおもいながら、見学させて頂きました。仕事のストレス解消法などをみんなで付箋に書いたものを出し合っているブレインストーミングが興味深かったです。作業内容のお話を聞き、我が子にできるのかなと考えました。あと、どれくらいの年齢の方が多いのかお聞きすればよかったかなと思いました。ありがとうございました。(高校生の保護者)

・子どもが就活で大変な時期で、本人も参加できてよかったです。見学や動画などで相談や作業の支援や就職後のフォローの様子がわかりやすかったと言っています。職業訓練校との違いやプログラム、ジョブコーチについても詳しく教えていただけてとても勉強になりました。またこういう機会があればぜひ参加してみたいと思いました。ありがとうございました。(専門学校生の保護者)

・見学会の実施ありがとうございました。駅から近く、通うには利便性がいいと思いました。はじめに相談、評価があり、職種が決まってない人にとっていいなと、細やかなプログラム内容、就職後のフォローまでお話も聞けてよくわかりました。全体的に好印象でした。訓練期間が3ヶ月というのが、うちにとっては、もう少し期間があればというところもありました。(大学生の保護者)

・息子が社会人になったばかりなので、「何かあった時に本人が相談できるところを…」と思い、見学会に参加いたしました。以前にも参加させていただいたことがあったのですが今回は動画も見ることができ、想定されている場面がまさに「うちの子がたぶんこういう事で困るんだろうなぁ!」とイメージしやすい映像でした。各都道府県に設置されている機関なので、大阪から遠く離れて働いている息子への安心につながりました。(新社会人の保護者)

・十何年ぶりかで見学をさせていただき、以前の訓練内容とはかなり違っていて障がい特性への配慮が行き届いておりステップアップの工夫もされていてたいへん感銘を受けました。アップデートをされているとの説明があり納得しました。(社会人の保護者)

(2024年9月会報より)