2025年3月25日火曜日

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) 好感度をアップしよう!身だしなみ講座(2024年11月)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) 

好感度をアップしよう!身だしなみ講座

 11月2日(土)10時からドーンセンター中会議室で行いました。講師は資生堂ジャパン株式会社ソーシャルエリアパートナーのお二人。参加者は男性5名、女性4名の計9名でした。

 社会人として求められる髪型や服装また清潔感等について映像を観ながら講義を聞き、その後、全員化粧水で肌の汚れをふき取りシートマスクパックで肌を整えました。その後男女分かれて男性は髭剃りのコツを習い頭皮のセルフマッサージをし、眉がきりっと見えるように眉ペンシルで描き、最後にヘアワックスでヘアスタイルをきめました。女性は化粧下地、ファンデーションを塗り、眉を描いてアイシャドウ、頬紅、口紅で美人が出来上がりました。終了後の生き生きした嬉しそうな参加者の顔が印象的でした。その他いろんなアドバイスをしていただき盛沢山の講習会でした。

 講師のお二人におきましては大変お世話になり感謝申し上げます。

【参加者の感想】

・今後の生活に役に立ちそうだ。持続出来たらと思う。

・取り入れられそうな部分は取り入れたまにはメイクをしようかと思いました。

・スキンケアすることによって得られる効果がわかったので苦手なりにできればと思います。

・ちょっとイケメンになった気分でした。

・綺麗になったねと言われ嬉しかったです。美容系の講習があれば参加したい。

・水を使わない化粧落としも勉強になった。

・リップは難しい。

・楽しかった

・服と髭剃りは勉強になった。

(2024年11月会報より)

進路進学交流会~大学等のお話を聞く会~(2024年10月)

進路進学交流会~大学等のお話を聞く会~

 10月27日(日)13時半からドーンセンター和室にて、現在大学に在学中のお子さんや、専門学校・大学を卒業され社会人として働くお子さんをもつ4名の会員さんにお話をしていただきました。お話は中学校での生活や高校入試、その後の進学先を選んだ経緯まで丁寧に話をしてくださり、これから高校入試を控える中学生の保護者や進路について考える高校生の保護者からの様々な質問にもその場で気軽に答えていただきました。皆さんそれぞれ、進学したから安心、就職したから安心、ではなく今でも心配はしつつ、お子さんの意思を尊重されている事、子どもたちの自己理解の大切さについてのお話が印象的でした。

 参加者は合計13名で、開催後Googleフォームにてアンケートを実施しました。参加してよかった、貴重なお話を沢山聞けた、本人の自己理解からはじめたい、進路や進学の勉強になった、有意義な時間になった、充実した時間になった等回答してくださり、良い時間を皆さんで過ごせました。

 最後に、おたふく会の進路進学ということで、依頼を快く引き受けてくださり、また本来はお聞きできないような詳細な内容までお話しくださった会員の皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

-----進路進学担当一同-----

(2024年11月会報より)

第2回 障害者就労関連機関見学会 大阪市指定就労移行支援事業所 「ディーキャリア天王寺オフィス」(2024年9月)

第2回 障害者就労関連機関見学会

大阪市指定就労移行支援事業所「ディーキャリア天王寺オフィス」

 9月28日(土) 13時から、ディーキャリア天王寺オフィス主催のイベント「卒業生が語る私が就職できた理由」と、おたふく会参加者向けに事業所見学および質問タイムに大変丁寧に対応していただきました。参加は会員7名と子ども1名の計8名でした。

 参加者からは、「イベント発表者の方々が、それぞれ深い悩みの中で葛藤を乗り越えて、とても生き生きとされている姿に親子共々感動しました。」「卒業生の方々の学びや就職活動、就職してから現在まで工夫しながらしっかり目標を持ってお仕事をされている様子がとてもよくわかりました。就活中の子どもにも参加してほしかった…」と感想が寄せられました。発達障害のある若者の「働きたい」という真剣な姿勢が感じられ印象的な機会となりました。

(2024年11月会報より)

ディスレクシア月間啓発の要望書を提出(2024年10月)

ディスレクシア月間啓発の要望書を提出

 全国LD親の会が参画している「ディスレクシア月間実行委員会」では、毎年10月を「ディスレクシア月間」としてより広く啓発を進める様々な取り組みを進めています。全国LD親の会に所属するおたふく会では、今年度も大阪LD・軽度発達障害親の会「翼」とともに、府下の公立図書館や学校図書館を所轄している教育委員会や図書館に、10月1日付けで要望書を84か所に提出しました。ディスレクシアなど読みに困難のある人達が一人ひとりに合った方法で読書ができる環境を整えてもらうべく、公立図書館および学校図書館に音声化やルビがふってある図書・デジタル化された書籍などの充実を求める働きかけを行いました。

(2024年11月会報より)

日本LD学会第33回大会 親の会ポスター展示・親の会懇親会に参加(2024年10月)

日本LD学会第33回大会

親の会ポスター展示・親の会懇親会に参加

 10月19日・20日に行われた日本LD学会第33回大会に設けられた全国LD親の会ブースに、おたふく会は今年もポスターを出展し、映写の方でも活動を紹介いたしました。毎年、親の会ポスター展示はカラフルなポスターが並ぶので、今回はおたふく会のポスターをあえて「モノクロ」「新聞風」のデザインで攻めてみました!おたふく会活動で好評のテーマ別交流会を特集しました。

 19日夜に行われた親の会懇親会は、今回のLD学会大会主催が四国ということもあり、会場は神戸ですが、四国のおいしい料理を囲みながら、各親の会の方々と交流を深めました。

※全国LD親の会シンポジウム・ポスター展示・懇親会の様子は、全国LD親の会発行の『かけはし』第99号(発行:2024年11月19日)https://www.jpald.net/kakehashi/index.html でも報告されますのでそちらもぜひご覧ください。

(2024年11月会報より)


知っ得シリーズ9「放課後等デイサービス利用のポイントについて」(2024年11月)

 知っ得シリーズ9「放課後等デイサービス利用のポイントについて」

 「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど、知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。今回は、大阪市内の放課後等デイサービスで勤務している会員が、今年度に報酬改定が行われた「放課後等デイサービス」の利用のポイントについてQ&A形式でお伝えします。

Q)そもそも放課後等デイサービスって?

A)「放課後等デイサービス」とは、発達に課題のある学齢期児童や生徒(原則、小学1年〜高校3年)が学校の授業終了後や学校休業日に通うことのできる、児童福祉法に基づく福祉サービスのひとつです。「放デイ」「デイ」「療育」等と呼ばれることもあります。子ども一人ひとりに合わせた支援計画を立て、主に日常生活に必要な動作の習得や、集団生活への適応に向けたサポートを受けられます。

 利用に際して障がい者手帳は必須ではありませんが、お住まいの市区町村から交付される「障がい児通所受給者証(受給者証)」が必要になります。なお、同じく通所の福祉サービスである「児童発達支援」は、小中高に在籍していない未就学の児童が利用できるサービスです。

Q)利用料金は?

A) 利用料金は事業所によって異なりますが、原則として全体の1割が自己負担で、残り9割は国と自治体が負担します。またご家庭の負担には月の上限額が設定され、世帯の所得によって0円、4,600円、37,200円のいずれかに決定されます。自治体独自の補助を設けている場合もあります。

Q)2024年4月に法律が変わったと聞きました。「学習支援だけ」のような支援が受けられなくなったんですか!?

A)障がい福祉サービスは3年毎に大きな改定が行われますが、今年度がちょうどそのタイミンングでした。改定内容は多岐にわたりますが、その一つとして「総合的な支援の推進」が求められるようになりました。

 具体的には、①健康・生活、②運動・感覚、③認知・行動、④言語・コミュニケーション、⑤人間関係・社会性の5領域を包括した支援の提供が義務付けられています。つまり、単純に学習や運動「だけ」に特化したような支援は、改定後は認められなくなったということになります。よって、これまで学習支援等に特化したプログラムを特徴としていた事業所も、総合的な支援を基本とした上で、特別なプログラムも提供していくように変化してきているものと思われます。

Q)短時間の利用ができなくなったと聞きました。実際は?

A)改定によって、30分未満のような極めて短時間の支援では、事業所が報酬を得られないことになりました(環境に慣れるための準備期間等の場合は除く)。また、利用時間に応じて事業所が得られる報酬区分が変わる仕組みになりました。支援時間による区分は「30分以上1時間30分以下」「1時間30分超3時間以下」「3時間超5時間以下」の3区分です。長い利用時間の方が得られる報酬が高くなるため、事業所によってはより長時間の利用に繋がるようプログラムを設定するケースもあるのではないでしょうか。

Q)どのように放課後等デイサービスを選べばいいの?

A)改定に従った「総合的な支援」を提供することはどの事業所でも共通ですが、実施している支援手法やプログラム内容は事業所によって様々です。送迎の有無や立地などの通いやすさだけでなく、事業所毎の得意とするプログラムについても調べて、現在の子どもに必要な支援内容かを見極めることが大切です。ちょうど今回の改定によって、事業所の支援プログラムの作成と公表が義務付けられたため、今年度中には各事業所のホームページ等で確認ができるようになるでしょう。事業所では体験会や見学会を実施しているところがほとんどですので、合いそうな事業所を見つけられたら、積極的に問い合わせてみると良いと思います。

 体験会に参加する子どもの様子を見ながら「ここでやっていけそうか、成長できそうか」をさまざまな面から確認しましょう。放課後等デイサービスは定期的かつ長期的に通う場所になり得ますので、「子どもを安心して任せられそう!」と思えることが何よりも大事です。ぜひ子どもや親にとって信頼できる事業所を探していきましょう。

(2024年11月会報より)

会員継続アンケートお礼(2024年11月)

会員継続アンケートお礼

 2024年3月の会報に同封した継続手続きでは、子どもの学校や職場での支援や配慮についてのアンケートを実施し、多くの事例を寄せていただきました。ご協力ありがとうございました。

 学齢期では、「テスト時間の延長」「ルビうちの問題用紙や問題文の読み上げ」「学校と保護者の密な連絡」のほか、「登校刺激を控えてもらう」といった学校にいけない子どもの状態に合わせた対応などもみられました。就職では、「大学の就職課との連携で無事に就職できた」との事例もありました。就労では、特性への配慮(イヤーマフやパーティションを使用)や相談体制の整備のほか、勤務時間を増やしてもらえた事例もありました。

※アンケート実施の際にもお伝えしていた通り、皆さんから寄せられた好事例は、個人が特定されないよう十分配慮し、会員交流会や運営委員会にて閲覧・情報提供できるようにいたします。

(2024年11月会報より)

全国LD親の会オンライン交流会・勉強会のご案内(2024年11月)

全国LD親の会オンライン交流会・勉強会のご案内

 全国LD親の会では、2022年度よりオンライン(Zoom)を活用した交流会・勉強会を実施しています。おたふく会は全国LD親の会に所属しており、おたふく会会員の皆さんも参加できます。行政勉強会では、厚労関係の講師に日詰 正文 氏、文科関係の講師に笹森 洋樹 先生がわかりやすくお話ししてくださいます。また、2024年度はこども家庭庁関係の勉強会も実施されます。ほかにも、GIGA端末活用講座・音声教材学習会も開催されています。

(2024年11月会報より)

2025年2月28日金曜日

アドベンチャークラブ 夏の初谷川川登り(2024年8月)

アドベンチャークラブ 夏の初谷川川登り

 大谷先生ご引率の下、今年も恒例の初谷川へ行って来ました。4家族9人が参加しました。集合時にはすでに日差しがかなり強かったのですが、農道から木陰に入るとぐんと涼しくなりました。浅い川の中を皆で歩いて登りました。水鉄砲でボールの的を撃ったり、魚やサワガニを捕まえて遊びました。昼食後は小さい滝に打たれ、いい気分転換になりました。

【感想】

・水が気持ちよかった。10センチぐらいの魚がいて、自然を感じれた。水が綺麗だった。先生が優しかった。楽しかったです。(中2Iさん)

・楽しい企画をありがとうございました!また機会があれば参加したいです。(高1Kさん)

・川の水は冷たくて日陰も多く、少しの間だけ暑さを忘れました。もう少しゆっくりして、自然の景色を楽しみたかったです。(高1Hさん)

・川登りを通して、親子共々貴重な体験をさせていただき、大変有難うございました。またの機会がありましたら、是非参加させていただきたいです。(中2Iさん保護者)

・数年前は深い所で抱き上げてもらっていたわが子が、自力で渡り、後から向かう私を見守る姿に感慨深いものがありました。大谷先生始め、皆さんと心温まる楽しい時間が過ごせて、とても嬉しかったです。(高1Kさん保護者)

・毎年恒例の初谷川、今年も参加しました。水のせせらぎを感じながら猛暑の中涼しく過ごすことができました。川の流れも穏やかで透明度が高く、大人も子どもも安心して遊ぶことができました。(高1Hさん保護者)

(2024年9月会報より)

「女児・女性の発達障害の子どもを持つ会員交流会」の報告(2024年8月)

「女児・女性の発達障害の子どもを持つ会員交流会」の報告

 子どもが女児・女性の発達障害の会員と限定して初めて交流会を開催しました。本当にニーズはあるのかと不安でしたが、申込みも10名あり、当日7名(小学生、中学生、成人の子どもの親)で開催しました。

 子どもが恥ずかしさを感じにくい、生理の処理や身だしなみ、化粧の仕方が身につきにくい、女性同士の会話や集団に入れない、ついていけないなどが話の中で出ており、また困っていることが目立ちにくく、支援が得られなかった場面があった話もありました。ボランティアやヘルパーの方にアドバイスしてもらったり、おせっかいな友達が導いてくれたなど、子どもを取り巻く環境に助けてもらうことも皆さんのエピソードを通じて知ることができました。成人してからは支援者が異性の場合に出てくる課題や注意点、福祉制度や使えるサービスを早くから情報収集することの大切さなど、話が盛り上がったところで時間切れとなってしまいました。

 次回の開催を希望する声もあり、家にいる成人の方(在宅での就労者も含む) の保護者交流会やネット、SNSとの付き合い方なども聞いてみたいとの感想もいただいたので、午後からまったりと交流ができるよう考えたいと思います。

(2024年9月会報より)

進路進学交流会 ~先輩会員の方にお話を聞く会~&アンケート閲覧(2024年7月)

進路進学交流会

~先輩会員の方にお話を聞く会~&アンケート閲覧

 7月6日(土)13時からドーンセンター和室にて、義務教育終了後の進路進学について今春中学校を卒業されたお子さんをもつ4名の会員にお話をしていただきました。参加者からの様々な質問にもその場で気軽に答えていただき、『進路進学アンケート』の閲覧も含め、気になる疑問や話題を皆さんで共有することができました。参加者は合計13名の小中高校生のお子さんの保護者で、和気あいあいとした雰囲気の中ゆっくり過ごすことが出来ました。

 開催後、参加者の皆さんにGoogleフォームにてアンケートを実施しました。

【参加者の感想】

・親同士でもっと交流が出来て情報を交換できたらありがたいなと思いました。

・先輩ママさんの子どもさんに対する向き合い方がとても、参考になりました。

・実際に高校選びや行ってみてからなどの体験された保護者の方、お子様の様子を聞くことができてとても良かった。通信制高校のわからない所なども答えていただき助かりました。

・4名の発表者さんのお話を伺えて、それぞれ進路先が違うため知る内容も多く良かったです。その後の懇親会でも色々お話を伺えたので、とても有意義な時間を過ごせました。どうもありがとうございます。

・4人の方の体験談を聞くことができて、すごく参考になりました。子ども達本人が考え選択している様子が分かり、自分の子も、そうなれば良いなと思いました。

・現時点では全日制高校を検討中のため、通信制や単位制高校について情報を知っておくと、進路変更になった時にスムーズに動けると思いました。学校へ行って雰囲気を感じること、直接質問することが大切だと思いました。足で稼ぐのはなかなか体力がいるけど頑張ろうと思います。先輩保護者さんに直接質問したりお話できるのがありがたかったです。

・親御さん達の成功体験、失敗体験は大変参考になりました。また発表された方々が丁寧かつ的確に質問に答えてくれたのも参考になりました。

 最後に、おたふく会の進路進学ということで、本来はお聞きできないような詳細な内容までお話しくださった保護者さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。-----進路進学担当一同-----

(2024年9月会報より) 

第1回 障害者就労関連機関見学会 「大阪障害者職業センター」の報告(2024年8月)

 第1回 障害者就労関連機関見学会

「大阪障害者職業センター」の報告

 8月1日(木)14時30分から16時にかけて、大阪障害者職業センター(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 大阪支部 大阪障害者職業センター)の見学をさせていただきました。参加は会員5名と会員の子ども1名の計6名でした。センターが定期的に行っている説明会と同様のお話(就職相談、職業能力等の評価、職場適応の援助、職場復帰支援、ジョブコーチの派遣等)のほかに、発達障害のある方の職場での困りと支援がわかりやすい動画も視聴することができました。訓練室などの見学のあと、参加者からの個別の質問にも1つ1つ丁寧にお応えいただくことができました。

 大阪府には南大阪支所(堺市の中百舌鳥駅近く)もあって、地域的に南部(大阪市南部の区以南)の人は、職業相談、職業評価、計画の策定のところまでは南大阪支所で受けることになっています。詳しいパンフレットなどを数部いただいてきていますので、興味のある方は運営委員会で受け取ってください。

【参加者の感想】

・この度は貴重な機会をありがとうございました。大変勉強になりました。子どもに早めに一度行って見てほしい、とおもいながら、でもやはり本人の意志で来ることが必要だろうなとおもいながら、見学させて頂きました。仕事のストレス解消法などをみんなで付箋に書いたものを出し合っているブレインストーミングが興味深かったです。作業内容のお話を聞き、我が子にできるのかなと考えました。あと、どれくらいの年齢の方が多いのかお聞きすればよかったかなと思いました。ありがとうございました。(高校生の保護者)

・子どもが就活で大変な時期で、本人も参加できてよかったです。見学や動画などで相談や作業の支援や就職後のフォローの様子がわかりやすかったと言っています。職業訓練校との違いやプログラム、ジョブコーチについても詳しく教えていただけてとても勉強になりました。またこういう機会があればぜひ参加してみたいと思いました。ありがとうございました。(専門学校生の保護者)

・見学会の実施ありがとうございました。駅から近く、通うには利便性がいいと思いました。はじめに相談、評価があり、職種が決まってない人にとっていいなと、細やかなプログラム内容、就職後のフォローまでお話も聞けてよくわかりました。全体的に好印象でした。訓練期間が3ヶ月というのが、うちにとっては、もう少し期間があればというところもありました。(大学生の保護者)

・息子が社会人になったばかりなので、「何かあった時に本人が相談できるところを…」と思い、見学会に参加いたしました。以前にも参加させていただいたことがあったのですが今回は動画も見ることができ、想定されている場面がまさに「うちの子がたぶんこういう事で困るんだろうなぁ!」とイメージしやすい映像でした。各都道府県に設置されている機関なので、大阪から遠く離れて働いている息子への安心につながりました。(新社会人の保護者)

・十何年ぶりかで見学をさせていただき、以前の訓練内容とはかなり違っていて障がい特性への配慮が行き届いておりステップアップの工夫もされていてたいへん感銘を受けました。アップデートをされているとの説明があり納得しました。(社会人の保護者)

(2024年9月会報より)

2025年1月30日木曜日

会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています(2025年1月)

2019年度より、会報「おたふく」は、大阪LD親の会「おたふく会」のホームページに掲載されています。

2025年1月現在、

第269号2024年11月24日発行

第268号2024年9月29日発行、

第267号2024年6月30日発行、


第266号2024年3月24日発行、

第265号2023年11月26日発行、

第264号2023年9月24日発行、

第263号2023年6月19日発行、


第262号2023年3月19日発行、

第261号2022年11月27日発行、

第260号2022年9月25日発行、

第259号2022年6月26日発行、


第258号2022年3月19日発行、

第257号2021年11月28日発行、

第256号2021年9月26日発行、

第255号2021年6月26日発行、


第254号2021年3月21日発行、

第253号2020年11月29日発行、

第252号2020年9月27日発行、

第251号2020年6月28日発行、


第250号2020年3月22日発行、

第249号2019年11月24日発行、

第248号2019年9月29日発行、

第247号2019年6月30日発行が、


ホームページに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

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大阪LD親の会「おたふく会」トップページ

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第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶(2024年5月)

第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会の報告とご挨拶

第34回大阪LD親の会「おたふく会」総会につきましては、2024年5月26日、会場とオンラインにて開催いたしました。2023年度活動報告および決算報告、2024年度の役員・運営委員案・活動方針と計画、予算案への各提案について、ご意見ご質問を受け付け、承認可決されましたことをご報告いたします。

代表挨拶

2024年度 おたふく会代表 溝上 久美子

「おたふく会」の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。

2024年度も引き続き代表をさせていただくことになりました。会員のみなさま、運営委員のみなさまのご協力のおかげで、なんとか務められております。本当にありがとうございます。至らない点が多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

今年の総会も、会場開催とオンラインとのハイブリッド方式で行いました。引き続いての特別企画は和気あいあいとした雰囲気の中で、専門的な内容をわかりやすくお話しいただき、大変有意義な時間となりました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

運営委員会の午後にペアレントメンターで行っている活動紹介・ミニ交流会は、新入会員の増加に引き続き大きな役割を果たしていただいています。ペアレント・トレーニングも「おたふく会」への入会を決める魅力の一つとなっております。制度が整ってきたとしてもまだまだ改善されない本人と保護者の悩み・孤立感があることに改めて気づかされました。年代、地域別ではない全体交流会、不登校などテーマを絞った交流会など、会員のみなさまのニーズに合わせて、今年度も企画をおこなっていきます。

また、全国LD親の会では、引き続きオンラインでの行政勉強会、会員交流会などの企画を行っておりますので、奮ってご参加ください。

大阪府では、諸事情から発達障害の取り組みが形骸化とも思われる状況になっており、親の会として、要望活動を再開し、現場からの声をあげていく必要を感じております。

会計については、2024年度も引き続き継続会費の値下げをさせていただきました。来年度以降についても状況を見ながら検討していきます。できるだけ役員の負担を減らし、誰でも交代が可能になるよう、またいろいろな方に関わっていただけるよう、ご意見をいただきながら工夫していきたいと思います。

会員のみなさまにおかれましては、活動に対する忌憚のないご意見やご要望をぜひお寄せください。また、今後とも無理のない範囲で会の活動に参加、協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2024年6月会報より)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) ボッチャを楽しもう!(2024年4月)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動)

ボッチャを楽しもう!

2024年3月10日(日)大阪市舞洲障がい者スポーツセンターアミティ舞洲にてボッチャ体験を行いました。参加者は本人9名、会員2名、世話人6名でした。

目標球となる白い球(ジャックボール)に赤、青それぞれの持ち球を投げたり転がしたりして如何に近づけるかを競います。この日はスポーツセンターの人がおられ、わからないところは教えてもらえたので不安なく取り組めました。慣れてくると自分の球を相手の球に当てて目標球から遠ざけるなど工夫を凝らしていました。上手い球を投げた相手には惜しみなく拍手を贈るなど温かな雰囲気で終始しました。体力は必要ないけれど、知恵と工夫の必要なゲームです。

<感想>

・本調子になるまで少し時間がかかりましたが、最後の大差が出たゲームは楽しかったです。

・スタッフの方にルールを一から教えて頂けたので前回よりも深くルールを理解してプレーが出来ました。とても楽しかったです。

・ボッチャを私は今迄に何回も経験しているのですが、やはりこの競技はどんなにやってもあきないです。だから今回も、楽しかったです。

・ボッチャ楽しかったです。ルール覚えてるかな?と思いましたがやって行く内に思い出せました。またやりたいです。

・初めての人や、前々から知っている人と楽しくボッチャができました。ボッチャについての細かいルールもわかってよかったです。

・楽しかった。思ったよりもかんたんでした。

・たのしかったです。

・投げる強さが難しかったです。

・今日初めてやりましたが、難しかったです。

(2024年6月会報より)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動) 栄養士の先生による調理実習(2024年4月)

アンダンテ&ジェントル(青年本人活動)

栄養士の先生による調理実習

2024年4月6日(土)西宮市の会場で4年ぶりに調理実習を行いました。

講師は山下香代先生、参加者は青年9名(初参加2名)、会員(世話人含む)が6名です。

メニューはハヤシライス、野菜と卵のマヨネーズ炒め、コーンスープ、マシュマロムースと盛沢山でした。若い初参加の二人も先輩たちに教えてもらいながら楽しそうにお料理をしていました。

<感想>

<青年本人(抜粋)>

・久しぶりの実習で楽しかった。美味しく出来ました。

・買い物をして牛肉が高いのがわかりました。

・ブランクの割には自分自身思ったより上手く出来ました。

・スープ用のクルトンはそのままでもおいしかったけど味付けを色々変えて食べても良いと思いました。

・料理を作るのは楽しかった。

・マシュマロムースの下半分が固まってなかったので冷蔵庫から出すのが早かったかもしれません。

<山下先生>

調理実習を再開されるということでとても楽しみにしていました。久しぶりということを忘れるくらい皆さん何も変わってなくて嬉しかったのですが、大きく変わっていたことがひとつありました。それは、手際がよくなっていたことです!皆さん、食材を切る作業や混ぜたり炒めたりが本当にスムーズでした。『自分たちで買い物をして調理して食べる』という体験は大切だと思いますし、そのお手伝いができることをとてもうれしく思っています。

(2024年6月会報より)

LDの子への支援方法や具体例、及び合理的配慮の求め方やサポートシートなどの情報交換交流会(2024年4月)

会員限定

LDの子への支援方法や具体例、及び合理的配慮の求め方やサポートシートなどの情報交換交流会

4月28日(日)13時30分からドーンセンター和室にて、様々な困り事の中でも今回は、学習に関しての事を中心に、保護者同士の情報交換交流会を開催しました。参加者は合計14名でした。

前半は全体での交流時間とし、後半は自由に移動して少人数での情報交換の時間を設けました。経験者が実際に使用していたものや書籍などを持ち寄り閲覧もしました。時には笑いがある、和やかな雰囲気の中皆さま積極的に交流されていました。

開催後、参加者の皆さんにGoogleフォームにてアンケートを実施しました。

【参加者の感想】

・皆さんの困り事や勉強方法が聞けて参考になりました。

・みなさんの困りごとに共感できたし、進路の話も聞けて良かったです。

・皆さんの話に加えて、実際の資料をたくさん見ることが出来て大変有意義でした。準備などとても大変だったことと思います。個人情報をオープンにしてくださった方々ありがとうございました。皆様お疲れ様でした。

・ありがとうございました。 色々なアプリがあるのを知りました。

・皆さんの身近なエピソードを情報共有できて良かったです。ありがとうございました。担当の方いつもありがとうございます!

・中学高校と先を行く方のお話を聞いて、今後どんな問題がありうるのか、考えることができました。アプリや検査、関わり方など沢山情報を得られたので自分と子どもにどんなことが必要なのか考えていきたいと思いました。

・実際に自宅学習される際に作られた資料や、サポートブックなども見せてもらえて、すごく参考になりました。学習障害についての対処法に加え、進学についてや学校への支援の求め方についても参考になる情報が得られて良かったです。

・みなさんの、あるあるのご経験や、いろいろな最近の情報がお聞きできてたいへん有意義な時間を過ごせました。

・色んな情報が得られたし、同じような親御さんのお話が聞けて良かったですし、楽しかったです。

・書字がやっぱり困るんですよね。ここのつまづきを何とかできたらいいなと思いました。今日は色々知ることができて大変勉強になりました。

・LDで困ってる様々な学年の方とお話が出来て楽しかったです。解決策は無くてもこうして、同じ悩み事であるあるー!分かるー!とお話が出来てスッキリ出来ました。

・学習面での色々な検査や、勉強のアイテム、考え方や関わり方など初めて知る情報を教えていただき、あっという間の有意義な時間でした。ありがとうございました。

・保護者同士の交流の時間が充実していてあっという間に感じました。皆さまご参加頂きましてありがとうございました。担当者より

(2024年6月会報より)



第34回総会特別企画「対人関係に役立つアンガーマネジメント講座」(2024年5月)

 第34回総会特別企画 

「対人関係に役立つアンガーマネジメント講座」

日 時:5月26日(日) 14時30分~16時30分

場 所:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 5階 大会議室2

講 師:尾崎 沙千氏 (アンガーマネジメントファシリテーター、アンガーマネジメントコンサルタント)

今回の特別企画では、会員41名・会員の家族4名の計45名が参加しました。尾崎先生の「面白い」「わかりやい」「テンポの良い」3拍子揃った語り口に会場からは時折どっと笑いが起こり、参加者同士のグループワークも所々に挟まれ、会場は大変な盛り上がりを見せました。

内容は「怒り」をテーマに、この感情を抑えこまず上手に向き合っていく方法についてお話しいただきました。

冒頭のお話から早速、「怒り」に対するマイナスイメージが大きく覆されて、「怒り」がもたらす効果も再確認し、他にも問題となる怒り、自分を客観的に受けとめ観ることの大切さ、適切な表し方なども学ぶことができました。

とても沢山のお話から、参加者が前向きになれる貴重な2時間となりました。

【参加者の感想(抜粋)】

・自分の怒りについて見つめなおすことができました。

・一回の講座を踏まえて周りの話など聞いてみたく、もっとグループワークなどあれば面白いかもです。

・日常生活を省みる機会がもてた。

・子どもが成長して怒ることがほとんどないですが、振り返りができました。忘れてしまうので、時々受講したい。

・子育てをされている経験上のお話がとても共感できました。参考になりました。

・これからは感情的に怒る前に6秒上を向いて考えます。

・客観的に自分や怒りについて考えることを実行してみようと思いました。

・怒りを抑えることだけでなく、伝えるべきことは伝えることも大切だと思いました。

・とても勉強になりました。早速実践したいと思います。

・日々直面する怒りについて、改めて考えるきっかけになりました。

・楽しくアンガーマネジメントが学べました。すぐに忘れない様に毎日に活かしていきたいです。

・アンガーマネジメントは怒らないことだと思っていたので、とても勉強になりました。

・今回は親が対象でしたが、ぜひ発達障がいを待つ本人にも講演をしていただきたい

・怒りの構造がよくわかりました。今まで具体的な対策は知らなかったので少しずつ実践していこうと思います!

・講師の先生が体験談を交えながら話して下さり、親近感を覚えながら聴くことができ参考になりました。

・最初のエピソードのお話では胸がつまりそうでした。

・自分は余り怒りを感じない方だと思っていましたが、そうでもない事がわかりました。とても参考になりました。

・発達障害の保護者という共通点があり、共感できるエピソードがたくさんありました。

・自分や職場を見た時に、やはり疲れやストレスは怒りの起爆剤になるから溜めすぎはダメだなと思いました。

・怒りのシステムが理論的に腑に落ちたので、アンガーマネジメントの3つのコントロールを実践していきたい!

・「怒り」だけ注目してもすごく沢山の視点があり、先生のお話に感心してばかりでした。

・とてもわかりやすくて面白く、グループでのシェアタイムも良かったです。忘れない内に実行に移したい。

・怒りが自己コントロールできたら自分も周りももっと楽しく過ごせるのにと思うので、とても勉強になった。

・改めて私の怒りはささいな事が多いと気づきました。相手を責める前に一呼吸おく事も大事だと思いました。

・親子で一緒に聴いたのですが、子どもにもわかりやすく説明して頂きよかったです。

・具体的に教えていただき分かりやすかったです。また機会があれば受講したいです。

・皆さんがとても熱心にうなずきながら聞いて下さっている姿を見て、提案して良かったと思えました。


~皆さまご参加頂きましてありがとうございました~ 担当者より

(2024年6月会報より)

全国LD親の会『かけはし』第98号のお知らせ(2024年6月)

全国LD親の会『かけはし』第98号のお知らせ

全国LD親の会発行の機関紙『かけはし』第98号が、ホームページにアップされました。この号から、フォントがUDデジタル教科書体に変更されています。全国LD親の会ホームページ→かけはし(機関紙) からダウンロードできます。    https://www.jpald.net/kakehashi/index.html

<内容>

P1 第17回総会・第23回公開フォーラム・青年の交流会のご案内

P2 特別支援教育支援員養成ビデオ講座 2024年度案内

P3 発達が気になる子の子育てモヤモヤ解消ヒントブック〜親の会30年の経験から〜

P4 行政勉強会報告・各会役員交流会報告・幼児小学生交流会報告

P5  ディスレクシア月間の取り組み・JDDnetより・全国特別支援教育推進連盟より

P6  近畿ブロック青年のつどいの会報告・東海北陸ブロック交流会報告・九州ブロック講演会報告

P7 能登半島地震体験談・募金先の情報

P8 寄付のお願い・入会案内・活動報告・理事会報告

(2024年6月会報より)

知っ得シリーズ⑧ おたふく会のあゆみ その②(2024年6月)

知っ得シリーズ⑧

おたふく会のあゆみ その②

「知っ得シリーズ」は、会活動や支援体制・仕組みなど、知っているようで知らない色々な事について、リレー形式で掲載します。今回は会報第265号に掲載の「おたふく会のあゆみ その①」の続編として、2021年発行の『別冊おたふく』設立30周年記念号の中の記事「みんなでつくるおたふく会ザックリ年表」の中から抜粋し、2001年から10年間の当時の出来事や会活動についてお伝えしたいと思います。

<年表> 当時の出来事とおたふく会

年度

当時の出来事 

・その頃おたふく会は…

会員数

2001(H13)

旧来の“特殊教育”という言い方に代えて“特別支援教育”が使用され始める

・おたふく会10周年記念事業 シンポジウム「LD等をもつ子どもの子育てと社会的自立への課題」開催

165人

2002(H14)

文科省、LD、ADHD、高機能自閉症などの全国実態調査の結果公表。学習面や行動面で著しい困難を示す生徒=6.3%

・おたふく会自立支援の会「チャンス」設置

178人

2003(H15)

「松心園で初診3年待ち」が常態化し大阪府は「自閉症児療育強化事業」を府単独事業として創設

全国LD親の会公開フォーラム「これからの特別支援教育の在り方」が大阪で開催

178人

2004(H16)

・アンケート調査報告書『特別支援教育への提言~保護者からの発言集~』発行

219人

2005(H17)

「発達障害者支援法」施行  日本発達障がいネットワーク(JDDnet)発足

府単独事業「発達障がい療育等支援事業」スタート

全国LD親の会公開フォーラム「発達障害のある本人・家族への支援に向けて」 が大阪で開催

・大阪府と大阪市の発達障害者支援体制整備委員会委員としておたふく会も参画(以降、継続して参画)

260人

2006(H18)

学校教育法施行規則の一部改正 により、LD・ADHDが通級の対象に加わる

全国LD親の会に改名、『LD,ADHD,高機能自閉症とは?(増補版)』発行

・大阪LD親の会「おたふく会」に名称変更、ホームページがオープン

・ニッセイ財団助成事業 ドルフィンクラブ・和太鼓教室・絵画教室他

294人

2007(H19)

学校教育法が改正、特別支援教育が制度としてスタート

全国LD親の会公開フォーラム「スタートした特別支援教育の現状と課題」が大阪で開催

317人

2008(H20)

全国LD親の会NPO法人化

317人

2009(H21)

全国LD親の会公開フォーラム「一人一人のニーズに応じた特別支援教育の実現を目指して」が大阪で開催

・おたふく会20周年記念事業「マッケンジー・ソープ絵画展」

305人

2010(H22)

23年度大学入試センター試験で発達障害のある受験生に特別措置開始

282人

※参考:全国LD親の会刊 『発達障がい者支援におけるNPO等の役割に関する報告書-全国LD親の会20年のあゆみ-』

※2009年度末までの会員数も上記参考資料によりますが、前年度末時点の会員数が表記されおり、前年度の会員数としてここでは掲載

おたふく会会員の回想コメントから…

・チャンス(おたふく会自立支援の会)で特例子会社や職業訓練施設など、いろんな所に見学に行くことができて、障害者に細かく配慮してくれる会社があることにとても感心しました。真っ黒だった将来の選択肢が開けてとても感謝しました。

・特別支援教育という言葉は、大阪ではわりと柔軟に取り出しなどすでにあったことが、2004年のアンケート調査で実証されました。報告書の内容は画期的だったと、自画自賛。

・2005年の公開フォーラム(NHKホール)は事前申込みが不要だったため殺到し、当日は会場の外にまで行列ができ、受講できないお客さんが憤慨していました。会場に入れなかったものの、モニターで見学できたのはラッキーでした。

・特別支援教育について教えてくれるのはおたふく会くらいしかなく、習い事のようにおたふく会の運営委員会に顔を出していました。

・小学校の支援担に個別の教育支援計画や個別の指導計画について教えてもらい、翌年から計画の作成・一部記入に参加させてもらいました。

・2009年のソープ展は大変盛況で、暖かいパステル画を息子と一緒にゆっくり鑑賞しました。


➡「特別支援教育」への関心が非常に高まり、地元の小中学校では徐々に支援学級に在籍を希望する児童生徒が増えはじめ、「早期発見・早期療育」を求めて初診待ちや療育への応募も一気に増えた時期でした。「発達障害」関連の講演会の多くが大盛況で、関連書籍がズラリと並び始めたのもこの頃です。

「この頃のおたふく会は…」といいますと、会員数が300名を超える大所帯の会となり、会員交流会が「学年ごと」「地域ごと」など以前にも増して、様々な活動が活発に行われました。会員からのニーズを汲み取り、発達障害のある子ども・青年の居場所作りにも親の会が一役買っていたと言えます。先輩会員の皆さんに本当に頭が下がる思いです。 (I)

(2024年6月会報より)