日本LD学会第34回大会
親の会ポスター展示・親の会懇親会 報告
10月18日・19日、日本LD学会第34回大会の会場に設けられた全国LD親の会ブースにて、おたふく会LDグループの活動をポスター展示しました。LDグループとは、これまで年1回開催されていた「LDの子への支援方法等の情報交換交流会」を部会化した新しいグループです。保護者の視点から積極的に情報を収集・学習し、関係諸機関への理解促進を図る活動を行っています。
【作業療法士(OT)との新たな連携の芽】
OTによるICT支援(情報通信技術を活用したAT支援)の仕組み構築を目標に、「パイロット版ディスレクシアプロジェクト」として、8月にLDグループ担当の子どもを対象に実施した内容(詳細は7ページ)をポスターにまとめました。
今回のポスター展示を通じ、全国のOTとのネットワーク形成が進みました。全国親の会のアンケートでも、各地のICT支援不足が明らかです。これを改善するため、日本でもアメリカのようにOTがICTの選定・設定・運用まで担える仕組みを整備すべきだと考え、この趣旨に賛同し、ともに活動いただけるOTとの出会いを目標としていました。今後は、①アセスメント → ②機器選定・設定 → ③指導・定着支援 → ④学校・保護者連携 → ⑤フォローアップという一連の流れをモデル化し、学校現場で誰もが支援を受けられる恒久的な仕組み(実装)を検討しながら、ディスレクシアプロジェクトとして発展させていく予定です。
【先輩方との出会いと学び】
18日に行われた全国LD親の会懇親会では14名の保護者が集まり、各親の会の方々と交流を深めました。発達障害者支援法の成立に関わった先輩方から貴重なお話を伺うことができ、超党派の議員立法実現の背景には、親の会による粘り強い活動があったこと、『声を上げ続ける力』が制度を動かしてきた歴史に触れ、深い感銘を受けました。また、「学び方の違う子の親の会 ルピナス」とも意見交換を行いました。今後も東西で連携し、活動を盛り上げる方向で対話を続けます。